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#夢を小説にした物語
Sacred Nail of Exeveria
Prologue
その兵器
強襲にして
圧倒的な
質量を誇る釘
「聖釘」
全長にして
20kmはある
純白の強襲兵器が
防衛省の
巨大な施設の
襲撃を受ける
それは突如現れた
進行を塞ぐ様に
防衛網の巨大な壁は
強襲を拒む
つっかえた
強襲兵器は
先端から
真っ直ぐ放つ
黄金の
閃光を放ち
真っ直ぐ抉る様に
防衛網を粉砕して
更に前進した
あっては
ならない強襲
何故‥
破壊の限
Sacred Nail of Exeveria2
emergency
突然の
レッドアラートが
駐屯基地に
鳴り響く
突然の
爆発音と共に
仮初の平和が‥
宿舎の窓から
見える炎上と
黒煙が上がる
目を見開く
自己の
衝動を抑制し
クローゼット
から取り出した
パイロットスーツを
身に纏う
僕はクナイ
かつて
デニッシ族から
純粋エルフ族へと
返上された末裔
横に伸びる
迫り出した
独自の
ヘルメットを手に
ハンガーへと
向かう