フリーランス社会福祉士の活動記録
令和6年6月3日(月) 業務日誌
今週もよろしくお願いいたします。
先週の土曜日と日曜日は施設の家族会に出席してきました。
コロナの感染状況が比較的落ち着いてきたようで、今まで開催されていなかった家族会が実施される施設も増えてきているように思います。
この家族会、家庭の事情によりいくつもの施設の家族会に出席されている方もおられると思いますが、普通の一般のご家族の方であれば、自分のご家族が入居している施設にだけ出席されるでしょうから、その施設の家族会だけを知ることになると思います。
しかし、私はいろいろな施設に被後見人さんがおられるものですから
いろんな家族会に出席させていただいており、その家族会も
施設によって、取り組み方が様々なので、毎回楽しく参加させていただいております。
大まかには、家族会費を徴収している施設では、会計報告と監査報告そして予算案、そして施設の前年度実績と本年度計画を議長を立てて、厳粛な雰囲気で行う家族会や、比較的和やかな雰囲気の中で、ご家族との意見交換の
時間を設けて、コミュニケーションを図りながら実施している家族会もありました。
他にも、コロナ禍前に家族会会長が不在になったことが理由で、家族会自体が解体してしまったが、今回新たに家族会を復活させて、ご家族の施設に対する意見を取り入れ、施設の資質向上に努めていこうと取り組んでいる施設の家族会もありました。
とてもいい試みだと感じました。
この会で意見を求められたので、一言だけ発言させてもらいました。
「ここの施設にだけに対するものではありませんが、処遇改善加算など職員の給与が上がっていいと思います。しかし、その分利用者の費用負担は増えています。その費用負担が増えた分、利用者の生活環境が向上しないのであれば、加算に対する費用対効果は得られないと思いますので、何らかの利用者に対するサービスの還元を求めたい。」と
家族会の会費を集めて、食事代や慶弔費、事務費等に充てたりすることも
いいかもしれませんが、施設スタッフと家族が連携し合い、利用者の生活の質向上にチームとして取り組んでいくことができれば、素晴らしいことだと思います。
コロナ禍で、病院、施設で生活しているご家族と面会できない期間が長らくありました。
この期間に、利用者や家族、病院施設でも様々な弊害があったことと想像されます。再度、正常な状態に戻していくために、私も努めていきたいと思います。