はじめての、その先へ #13 沖縄島野菜でお惣菜作り
七草の日、お粥は食べたくないと夫が言うので、せめて気分だけでも草っぽいものを食べて初春を感じたいと、畑の島野菜を摘んでみた。
今回はハンダマ、シビラン、ツルムラサキを収穫。どれも、もとは日曜市で買った野菜の頂芽を水差しして自家培養した苗から増やしたものだ。
ハンダマはスイゼンジナとも呼ばれるが、葉の裏が紫色なことから石垣島ではハンダマと呼ばれている。我が家では炒めて食べることが多いが、冬場の柔らかい葉は細かく切ってサラダのトッピングにするのに合う。
シビランはアフリカほうれん草、ブラジルほうれん草などとも呼ばれるが、味はほうれん草には似ていない。酸味があってあまり私の好みではなかったが、茹でた葉をマヨネーズ和えにすると酸味が程良い感じになる。小さなピンク色の花が咲き、花も食べられる。
ツルムラサキは夏野菜だが、昨年夏から育てたものを最後の収穫を兼ねて引き抜いた。葉は茹でたり炒めたり、味にクセがなく柔らかいので用途が広いので気に入っている。虫食いが多いのが難点で、今回の収穫では無傷な葉は小さいものが少しだけだったので湯掻いて一回分のおひたしにした。
ハンダマトッピング付きのサラダ、シビランのマヨあえ、ツルムラサキのおひたし。夕食に地味に登場した島野菜の惣菜は、野菜嫌いな気のある夫も気にならないようで無事2人の胃袋に収まった。今年も健康に、野菜作りや庭作りに頑張れますように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?