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48才 歳の数だけプチ事始め #34 水出しでハーブティーを作る

今年はスーパーエルニーニョ現象とのことで、連日暑い日が続いている。東京や大阪などのほうが猛暑日多発で大変そうだが、石垣島も強烈な紫外線と湿度で屋外での作業は汗だくだ。あまりの暑さに料理が億劫になるのはもちろん、最近はお茶を作るためにお湯を沸かすのも難儀するようになってしまった。

昨年からバタフライピーというマメ科植物を育てるようになり、青い花でハーブティーを作って飲むのが毎日の習慣になっていたのだが、お湯を沸かす面倒さに負け、8月に入ってからは水出しのパック麦茶とさんぴん茶が毎日のお茶となっていた。パックを水を入れたポットに入れて冷蔵庫で冷やしておくだけの手軽さは最強だ。しかし、バタフライピーの青いお茶はアントシアニンが豊富で見た目にも涼しげ、やはりこちらも捨てがたい。

アントシアニンたっぷり、石垣島育ちの花

そんな中、近所のお家で水出しのリュウキュウヨモギ茶をご馳走になった。味は薄めだが爽やかなヨモギの風味で美味しく、それならバタフライピーなどのハーブティーも水出しでできるのでは?と思いついた。今までは、ハーブティーは沸騰させたお湯で煮だしたり抽出するもの、という固定観念があったのだが、水出しで作れるならば暑い夏もハーブティーを諦めないで楽に楽しめる!

念の為インターネットでバタフライピーの水出し茶を調べてから、ティー作りの準備。と言っても熱湯で作るのとさして変わらず、不織布のお茶パックにバタフライピーの花と、ブレンド用に小さく切ったレモングラスの葉を適当に入れるだけだ。

手作りハーブティーのパックを水に入れて冷蔵庫にしまい、数時間。熱湯抽出より少し薄い色だが、きれいな水色のお茶が出来ていた。味も少し薄いというかマイルドだが申し分なし。暑い日はまだ続くが、バタフライピーの水出しハーブティーと便利なパック麦茶、さんぴん茶で夏を乗り切りたい。

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