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学校は疲れる…の?!

「学校って疲れる」

これは毎日休むことなく、学校に通っている子どもの言葉です。

大人からみると、楽しそうに通っているように見えるのですが…

「塾は勉強だけしてればいいし、他の人とほとんど関わらないから楽」
とも言っていました。

そうなんだー。
夜まで勉強するから、塾は疲れると思っていたので驚きました。

そこで、学校の何が疲れるのか考えてみました。

◯人間関係
◯役割(係り、当番、委員など)
◯比較(学習、スポーツ、賞、身体など)
◯その他(指導、給食など)

などでしょうか。

◯人間関係は子どももストレス

人間関係は大人にとっても最大のストレスになるように、子どももストレスになるのは同じ。
大人になると気の合う人とだけ仲良く、あとは表面上当たり障りなく付き合いますが、子どもはそういうわけにもいかないですからね。

最近の学校は、対話による学習を重視していて授業中でも子ども同士のコミュニケーションをする場面があります。

隣の席の人、同じ班の人、係りが一緒の人などなど、表面で付き合いができない子どもにとっては大変ですね。
いろーんな子どもがいますから。


◯役割が自分に合うとは限らない

学校は意外に仕事がたくさんあります。
学級の係、委員会、仲良し班(高学年が低学年と関わる班)体育のチームのリーダーなど。
その係りが自分に合うとは限らないですよね。
うまくできないと周りに迷惑かけるし、他の子に責められるかもしれません…。


◯何かと比較される

勉強はもちろん、運動、芸術、人間性、言葉遣い、人前で話すこと、自分の意見を言うこと、整理整頓、体格などなど…オールマイティを求められる。
そして、他の子どもと比べられ、〇〇賞があったりする。


◯他の子でも怒られてるのは見たくない

子どもだから、大人から注意や指導をされます。
それは当然必要なこと。
でも、その注意のされ方によっては周りも嫌な気分になる。
大人だって、自分でなくても他の人が怒られてると気不味い…。

◯食べるだけも意外に大変

今の給食は基本的には必ず食べるようには強制されません。

家庭のルールや食生活も様々なので、給食に馴染まない子どももいます。
集団での食事が苦手な場合もありますね。


こうやって書いてみると、子どもって随分頑張って学校に通っているのかもしれませんね。

だから行かなくてもいいよ…にはなりませんけど、頑張っていることは認めて、伝えてあげたいですね。



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