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近そうで遠い約束をするのは 遠そうで近い選択をしないための ささやかなボクの抵抗 叶いそう…
ごしごしごし え、なになに ごしごしごし 洗ってるの? ううん ちがうよ みがいてるの ごし…
三日月が僕らを見下ろしている おぼろげな月明かりくらいしか 頼ることの出来ない僕らを もう…
下書きが 溜まりに溜まり バベルの塔 神が落とすは 雷槌と慈悲 記事になることが出来ず溜まり…
気持ちを伝えるのは どうしてこうも難しいんだろう ほら 口を衝いてでてしまう きみへの思い…
光がさして辺りは眩く これじゃ目を瞑ったのと同じだ 雨が降ってさんざめく空 これじゃ耳を塞…
私は私が何ものであるかわからなかった。行く先々で、私が一体どんなものであるかを問うた。困った顔、怒った顔、笑った顔、様々な表情で人々は私を形容した。その全てを私は、私の中に放り込んだ。 そうやって、数多の人から言葉を集めていくとあることに気づいた。彼らは私が望みもしないのに、私が無尽蔵に言葉を飲み込むものだと思って、好き勝手に悪辣な言葉を放り込む。 ある属性のものが、別の属性のものの悪口を私に吐き捨てる。その別の属性のものも、また別の属性のものの悪口を吐き捨てる。そのまた
楽園を求めているの? 楽園に"何を"求めているの? 求めているのは楽園なの? 楽園にあるはず…
一際目を引いたのは、生け簀の中を天に登るかのごとく跳ね泳ぐそいつであった。 師の双眸…
何かに気づいた。何かを感じた。何かを考えた。 ロウソクにぼぅっと灯がともるような、 最初…
書く 描く 画く 掻く “かく“の語源は 傷をつけたり なぞったり 跡 痕 後を 残すこ…
悩みは風船 ぷくぅーっと膨れ上がって 胸の中をそれだけでいっぱいにして 他のことは考えら…
種蒔き 水撒き いま芽吹き 花咲き 色めき きはめぐる 弱根が 弱樹に 夜半の月 悩実も 味に…
みなもに おちる ひとひらの わかばの ゆくえ ひとしれず ういては しずむ ひとのよと まぶたに つづる ひとりごと * * * 独り言 水面に落ちる 一枚の若葉の行方 人知れず 浮いては沈む 人の世と 瞼に綴る