投稿コンテストvol.1「#ハマった沼を語らせて」/作家・知念実希人
僕と作家・知念実希人さんの出会いは2019年頃。『第16回本屋大賞』にノミネートされた作品「ひとつむぎの手」を、あらすじも何も知らずに手に取ったことから。大学病院の医局を舞台にしたヒューマンミステリーに胸を打たれ、あっという間にファンに。
読後、知念さん本人について調べると、現役の医師であることを知り、〈だからリアルで骨太な医療ドラマが描けるのか〉と一人で納得。
そしてその年に発売された「ムゲンのi 」(上・下)、現在アニメ放送中の「天久鷹央」シリーズの一巻を読んだ後、決意しました。《この作家さんのことは一生追いかけよう!》と。
まさに沼にハマった瞬間です。
学生時代から本を読むことが大好きで、『読書沼』にハマっていたことは分かっていましたが、作家さん個人にここまでハマったのは初めてのことでした。
昨年四月に名古屋の書店で開催されたサイン会では、〔購入した本五冊まで〕サインをしていただけることを知り、迷わずシリーズの五冊を買い揃えました。先生本人の前で、好きな作品についてお話させていただく時間を少しでも伸ばすために。
次お話するときは、先生の本を全て読破したそのとき!!…と思いましたが、自分は遅読なので、そうすると次お会い出来るのがいつの日になることやら…。