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100人全員に好いてもらおうなんて、馬鹿な考えだった。#一人じゃ気付けなかったこと

#一人じゃ気付けなかったこと


ニュージーランドから帰国して1年半。

新しいことを始めようと自分なりにもがいてきた。

いろんな人に自分の意見を伝えてきた。そのおかげでやりたいことも固まってきた。

その時に、私は少なからず、

「わかってくれるだろう」という期待が混ざっていた。

本音を言われるまでは。

自分の主張が全て通ると思っているわけではなく、

「わかってほしい」という承認欲求が、他者へストレスを与えていることに気付かなかった。

そして、自分のやりたいことを、全ての人に向けて発信しようとしていた。

マーケティングというものを一切行って来なかった。
学ばなかった代償だ。

ただ自分の意見だけを並べて日々一人でもがいていただけだった。

一人では気付けなかった。たくさんの人と話して分かった。

本音と建て前。否定的な意見を引き出して、初めて、全ての人が自分の始めようとすることに興味や関心があるわけではないと悟った。

そして、全ての人に好かれようとする自分は独りよがりだと気付いた。

と同時に、なんだか納得した。

だから、マーケティングに興味を持った。

知識なくして経験は活かせない。


学生の時、20代前半の時、

「馬鹿だからわからない」で通してきてしまった。

だから、今何かを始めようにも、準備運動していない身体は思うように動かない。

馬鹿だと思い込んで、向上心のない自分を、2011年の秋、無理やり海外に連れ出した。

そして、馬鹿だったからこそスポンジのように外の経験を吸収した。

ヨーロピアンの討論の文化を感じ、何故自分がワーホリしに海外に来たのか、英語を学びたいのか。その目的を全く話せない自分に気付いた。

挨拶一つ、ありがとうの言葉一つで、人との関係が変わることを英語の会話で、気付かされた。

海外で日本全国の友人ができたからこそ、各々の日本でもバックグラウンドや、渡航目的を知り、何かを始めるきっかけは、無限にあることに気付いた。

たくさんの文化に触れたからこそ、日本の文化に疎くなり、共感を得てもらう為の努力や、人との丁寧な接し方が、傲慢になってしまった。


良い事も、悪い事も、全ては誰かと接し、ストーリーがあったからこそ、気付けた事だ。

そして、英語が全く話せなかった頃は、気付くことができなかった。
何故なら、言葉がわからないと、細かい意思疎通はできないからだ。

ボディーランゲージで討論は限界がある。

真っ最中の今、思うのは


現在、幸運な事に、私はマーケティングやクリエイターになるための授業を受講している。

そして、この授業を受講している今、気付いた事がある。

意見調査から自分の共感エリアの糸口を見つける事が重要、という事。

ワーキングホリデーでの経験を活かした、プラットホーム開発をしたい。


しかし、私の経験だけでは、全ての人は共感できない。
何故なら、私だけが体験した事だから。

何億通りの出来事が日々起こり、様々な結果が日々出ている。

だからこそ、自分と同じ環境だった人たちが、他にどのような出来事と出くわしたのか、それを知る事が大切だと気付いた。

だから、気付いた。
オーストラリア ・ニュージーランドでワーキングホリデーをしている際に出会った方々に、その時の出来事に関するアンケートを実施した。

正直、久しぶりに連絡した方もいたので、返信率は50%ぐらいだとうと、思っていた。

しかし、初めて送った結果は返信率100%だった。しかも、ほとんどが、3日以内に返信が来た。

人伝てで、50人強の意見を集計する事ができた。

その中で、自分が今まで

「これは興味があるだろう、共感してくれているだろう」
と思っていた事が、必ずしもそうではないことを実際の数値で思い知らされた。

率直に、本当に驚いたし、かなり勉強になった。

だから、日々違うアプローチや、共感ポイントを考えるようになった。

試行錯誤を繰り返すうちに、手を差し伸べて、後押ししてくださる仲間が増えた。

自分に余裕がなく、自分の人生をおざなりにしている間は、まったく気付かなかった。

自己分析
意見調査
共感の擦り合わせ
ターゲットの絞り込み

ステップを踏んでひとつずつクリアしていく事が大事


ただ漠然と、これをしたい、では全ては大成しない。


この数年で出会った方々に、気付かせていただきました。

10月に、考えをまとめて、新しいことを始めます。

本当にありがとうございました。

そして、最後までお読みいただいた皆様、ありがとうございます😊

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