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時雨賢治の創作

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文章からなる詩や小説。 画からなるイラストやイメージ、練習。二次創作をも含むファンアートをまとめてます。
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記事一覧

やっぱり作りたい

僕の中にあるのはやはり創作、作ることだ。 仕事をするにしても、取り柄もやりがいも生きがいも無いものを続ける、やらなくてはならないという事が、心の中では苦痛なのだ。 僕は書きたい、撮りたい、創りたい。たまになら描きたいそんな生き方がしたい。 仕事だって会社が用意出来なければ何も出来ない、やりたいと思っても用意できてないのだからどうしようも無い。 誰かの声が聞けたなら、それが自身に出来ることなら、僕はその人の役に立てるようその声に応えたいと思う。 残念ながらそんな声を届ける

うるむココロ

 心が乾いてひびわれた。 そんな私にやってきたのは、痛みだけ。 心が何にも反応しないの。 ココロが乾いて日々割れた。 そんな僕にやって来たのは、伊丹だけ。 ココロが何にも反応しない……。 いや、していたんだ。 その存在に。  ひび割れた世界で寄り添うのは痛みだけだった。けれどそれは痛みと共に私にそれを与え始めた。 赤く生温い温度。やさしい温もり。  日々が割れた世界で寄り添ってくれた伊丹には、今の僕でも理解出来ないくらいの何かを与えていたのだろう。 赤く温かい温度。優し

サンタクロースの間引き

サンタクロースの姿を見たいと思うのは良くあること。僕も子供の時は気になってました。 最近はカメラ設置したり動画撮影とかがあるらしく、そこまでして姿が見たい、自分が起きてるとかでは無くそういう事をする子供の所には、行かなくていいと思う。 そういうことされたら、もういい子ではないですし、来なかったと。それによって数年来なくても良いのでは無いかと。 なのでプレゼントも無いので自業自得。 僕も会いたいが故に布団の中で起きてたことはあったが、いつの間にか寝てたというオチで見た事はな

1000円カットの恐怖

 「ワタシ的怖い話をしよう」 そう言ったのは先輩だった。ワタシ的というのは一般的な怖い話では無いということだ。 先輩にとって怖かった、怖いと思った話なのだ。 つい、先日先輩は髪を切りに行ったという。 なんでもその前の週に友達と遊び回り財布の中が氷河期突入状態だったそう。 しかし、髪は切らなくてはならずその理由が、 『風呂も朝も髪なげーと面倒なんだ』 真面目な先輩なのだが、時折色々なことを怠る質であった。  そして先輩は携帯電話で安めの髪切り所を探したどり着いたのが1000円

闇心

初BGM。40秒前後しかないけど。 音楽って性格出るなって。 途中から不穏しか続かない曲になりました。 ループで聴ければ繋がるかなという感じです。なので途中でぶつ切りで終わります。 読み方は「あんしん」と読みます。全然不穏で安心ではないですけど

6356を救うには80億円越えの薬の投与ガ必要デス(仮題)

細菌やウイルスは投薬によって消滅する。 それが人類の編み出した概念。抗い。事実。 ならばその摂理に非を訴えるのは筋違い。  世界は今たくさんの問題を抱えている。 長年問われた環境汚染、温暖化、海面上昇。ゴミ問題、エネルギー問題。 人類はなぜ生まれたのか、それは自身の体内を例に考えてみよう。 『私の体の中には欲しくなくても何億兆もの細菌やウイルスがいる。それれらは組織を形成し今の肉体を作っている』 人類もそれと同じなのではないだろうか。 少女の姿をしたそれは言う。 時々思

音のことづて

人に聞こえない音。 他人に聞こえない音。 その世界が伝えるのは一体どんなコトバ。 耳鳴りの中の世界。スピリチュアルの世界。 『私を殺シたのハアナタ?』 その音の中に、何かが働き何かを感じる。 その音は他の誰かにも聞こえているのか? この音はーーなんと伝えている?

私という姿を破り捨てる

 幼い時、私はブスと言われた。 それが心に残っていてずっと思っていたことがある。 ーー絶対に見返してやる! そんな時、私は叔母が昔憧れていたという古い雑誌を見た。そこに載っていたのはキラキラした女の子たち。 ちょっと大人っぽく見えた女の子たちは、髪は自分と違い明るくて、それでいて可愛かった。 それがギャルというものとの出会いだった。  月日が流れ私はギャルを目指した。 髪は学校があるためウィッグというものを使った。 鏡に映る化け物。 まだだめだ。 メイクを叔母の雑誌を

血液ドリンク作った

前回購入した材料にオレンジジュース追加。 ビターシロップ少量にオレンジジュースはビターシロップより多めに。 色味を見ながらぶどうジュースを入れる。 紫が強くなりすぎないように気をつける。 どんな血液を作るかの想像によっては多めに入れるのもあり。どす黒い感じにしたいとかなら。 最後にアセロラドリンクを入れて完成。 色味もまぁまぁ良し。 味も悪くない。 だが材料があるならブラッドオレンジジュースとザクロジュース、ブルーベリーカシスジュースを混ぜたやつが僕は好き。 いくつ

ハロウィン時期のパッケージお菓子利用

ハロウィン時期はいつものお菓子でもパッケージをハロウィン仕様に変えたもの、ハロウィンにちなんでカボチャやいも、栗などのフレーバーで展開されるお菓子ありますよね? 今回は時期限定のお菓子のパッケージが猫多くてホイホイされた僕。ハロウィンパッケージ利用でアイテム作ろうと思う。 創作開始 今回ルマンドとシルベーヌ買いました。 普段シルベーヌ買わないんだけど。 シルベーヌの小袋のデザイン可愛すぎだろ。 いくつかは既に捨ててしまったが、これ取っておきたいなと空になった袋を開い

夢の海

漂うのは青でも赤でもない白の中に紫と濃紫、紺が混ざった夢の海。 ただ揺れているそんな情景。 寒くも暖かくもない。 そこにいる事がふつうと言えるようなそんな感覚。 ただぼぅっとこの情景を眺めている自分がいるのです。そう思えるのです。

地球胎動説

ごらんよ、外はこんなにも晴れ渡っている。 どこまでも透き通った雲がサファイア色の空を飾っている。 こんな日に空を見上げながら散歩だなんて、なんて幸せなことだろうと深呼吸。 世界は分断されようと空はひとつなのに、なんて愚かしいのかと思う中、きっとぼく達はみんな誰一人として大人になれていない地球という體内の病原体。 ぼく達にんげんというバケモノが居なくなれば、潮内環境は正常に戻るのだろう。 地球温暖化も落ち着く、やはりぼく達は地球という體内に住んでいる病原菌に過ぎないの

今日の短歌

秋の風 イーハトーヴと 蕎麦の香 星空招き 皆に幸あれ 秋のそばって夏と違った美味しさありますよね。 今日も明日も蕎麦食います。昨日はうどんにパスタだな。 21日は宮沢賢治の命日です。

トイレのハナコサン

 みんなが知ってる怖い話。 その話ってどこから来たのか考えたことある? 誰かがそう訊ねた。 それが誰だったのかはわからない。けれど確かにそう誰かが言ったのだ。 ーー誰かが……。 「ねぇ思うんだけどさどこの小学校にも"トイレの花子さん"っているじゃん。おかしくない?」 「なんでー?」 「うちの学校以外にも花子さんが居るってことは、花子さんはひとりじゃないって事でしょ?」 「どこの花子さんも決まった呼び方があるじゃん。それで花子さんに会ったって子がたくさんいる」 うんうんと頷