「バナナ🍌型」雇用制度とは
私は外資系企業における「4月一括新卒採用」の経験があります。
すると「おや、意外ですね」と思われた方もいるかもしれません。
そう一般的に外資系企業ではいわゆる「メンバーシップ型」雇用制度をとらないはずなのに、せいぜいインターンシップでの経験しかない新卒者を一括採用するのは「ジョブ型」に矛盾していルるのでは、という疑問が生まれまr。
その意味において、私自身すでに35年も前からある意味「ハイブリッド型」雇用制度を実践していた事実に気づきます。
日本における外資系企業社数というのは、今でも1%にも満たないニッチなものです。ですから普通に考えれば、ブランド力を持つ学校の卒業生(東大とか京大がいい例です)であればあるほど日系企業、それも大手の教育ならびに福利厚生制度が充実している企業へ就職するのは自然な流れだと考えられます。
それにもかかわらずその当時も、さらに輪をかけて今では「最初から外資系を志望する学生」、とりわけ前述したようなブランド生が実は少なからず存在します。それは一体なぜなのでしょう?(このつづきは本書↓で)