café KADOYA|宮城県産の和紅茶を味わえる気仙沼市本吉町のカフェ
宮城県気仙沼市の本吉町にあるcafé KADOYAは、宮城県産の和紅茶を取り扱っている珍しいカフェである。
和紅茶とは何か|実は歴史が長く身近に存在している紅茶
和紅茶とは、日本産の茶葉で作られた紅茶である。国産紅茶や地紅茶の名称でも知られている。緑茶との違いは製法で、大元の茶の木は同一である。緑茶は良く見るから知っていたけれど、和紅茶はあまり見かけないから知らなかったという人は多いかもしれない。
しかしながら、恐らくそれは誤解だと思われる。和紅茶は現在45都道府県で生産されており、生産場所は900箇所近く存在している。また、日本初の和紅茶ブランドとして知られる「三井紅茶」は「日東紅茶」として世に出回っている。
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恐らくスーパーやコンビニ、ドラッグストアで日東紅茶を目にした経験がない人はいないと思われる。和紅茶と聞くと聞き馴染みがないように感じられるかもしれないが、実は誰にとっても身近な存在である。
だが、カフェで和紅茶として提供されているケースはあまり見られない。敢えて謳われていないだけで中身が和紅茶であるケースはあるかもしれないが、和紅茶を和紅茶として提供されるカフェは、あまり見られないのが実情と言える(もっとも名産地では見られると思われる)。
宮城県産の和紅茶を飲める気仙沼市のカフェ:café KADOYA
café KADOYAははまなすホール・本吉公民館の裏手にある。住宅地の中にある住宅隣接型カフェであるため見つけにくいかもしれないが、体育館の駐車場から裏手を見ればすぐに見つけられる。
Google Mapを頼りに自動車で行こうとすると迷う可能性があるため、行く際にははまなすホールなどの駐車場に自動車を駐車して一度目視で場所を確認すると良いかもしれない。一度場所を目視すれば、自動車でも容易に辿り着けるようになると思われる。
café KADOYAはぬま大学の講義の際に場所を確かめた一方で、一度として来訪できていなかった。
またcafé KADOYAから1名、ぬま大学第10期に参加しており、第10期生がぬま大学の活動やプライベート等で利用しているのを耳にしていたため、一度は来訪したいと考えていた。ぬま大学第10期が終わって1ヶ月。ようやく来訪できた心持ちである。
場所が場所だけに隠れ家風の趣がある。近くに公共施設が多いにもかかわらず閑静な雰囲気があり、穏やかな時間を過ごせる空間が広がっていた。外から見るとお店の大きさはそれほどでもないように思えるが、実際に中に入ってみると思ったより広さが感じられる。
タコライス、アイスクリーム、和紅茶の3点をいただく。しめて1,500円である。タコライスは一見するとエスニックな刺激を感じそうに見えるが、その実マイルドな味わいである。とてもギャップを感じられる一皿であった。野菜がとても美味しく、サラサラした食べ心地で一皿すぐに平らげてしまった。
自家製ラズベリーのソースの酸味とアイスクリームの甘さの組み合わせは絶品で、食後のデザートとして満足度が高い。とくにラズベリーソースは酸味が絶妙で、それ単体でも食べたくなる味わいだった。
そして宮城県の和紅茶は、飲んでいてリラックスできるようなまろやかな舌触りが良く、飲んでいて全くとして嫌味がない。紅茶特有の渋みが薄く、苦みもほとんどと言って良い程にない。何杯飲んでも嫌な気分にならそうな優しい味わいだった。
本吉町は中々訪れる機会がないため、頻繁に通うのは難しいが、また本吉町を訪れる機会があればぜひ立ち寄りたいと感じている。ちなみに本吉町には気仙沼市が誇る海水浴場・小泉海岸がある。来夏、小泉海岸で遊ぶ予定のある方は、ぜひ立ち寄って欲しい。
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