夫の価値観をまとめてみたことによる気づき
先日、こんな記事を書いたのですが、「夫の価値観・Mission」をわかっていないことに気がついてしまい、やりたがりの活発性が一番強い要素*の私は、じっとできる訳もなく、すぐに準備にとりかかりました。
*ストレングスファインダーで一番の強み
まずは、対話する時間確保できなかったため、先延ばしにしていたので、まずは、その点を解決するには?を考えてみました。座って、なにかに書き込むという形は、難しい。でも同じ空間にいるときに「インタビュー方式」でできないかと思い、挑戦することにしました。
最初に、ビジネスモデルキャンバスで、自分の価値を再認識してみよう。と「毎日実施していること」「リソース」「価値提案」「顧客」「パートナー」「顧客との関係」「チャネル」「お金の流れ」「収益」をヒアリングしましたが、結果、夫の会社の価値がわかっただけででした。まぁ、企業としての課題も少し明確になったので、良かったのはよかったですが、プライベートな「夫」としての部分を引き出すことがあまりできずに、撃沈・・・
その次に試したことは、「できたこと振り返りフレームワーク」を5つやってもらいました。これも、時間を作るのが難しいので「インタビュー方式」で私が聞き出しながら、記載するというもの。通常は、1週間に1回、1週実施したなかで、ひとつ選んでもらって、その「できたこと」を、①具体的に何があったのか②なぜ、それが達成できたのか?でも、本当にできたのか?(それ以外に方法はあった?)③いまのきもち④明日からの工夫、をしていくものですが、その人の価値感は、この「できたこと」の共通点ででてくるものなので、「この1年で、できた!って思えることを5つあげて」といって、ひたすらメモ、内容を引き出していきました。
実はわたしは、このメソッドで、かれこれ350回以上(1チームミーティングなどで)この内容(流れ)を聞いているため、体にしみ込んでいます。適宜「ちょっと視座が低過ぎて、細かいな。」と思うと「もう少し、大きく考えるとどうかな?」など少し質問を投げかけて、調整をしましたが、無事、5つ完了しました。結果、でてきたうち3つは、「新しいことに挑戦できたこと」と「続ける」がキーワードの「会社を無事存続できた」と「結婚6周年を迎えられた」という2つでした。
「新しいことへの挑戦」は「会社存続」への必要なものだから、大きな価値感としては「会社や家庭を持続可能にする」ということのようでした。
このフレームワークの良いところは、感情的にならずに、色々と引き出すことができるので「結婚6周年」の振り返りでは「ほんとにできたかな?」とところで、意外な言葉がでてきました。「もっと家でちゃんと、料理を作って食事したい」「家族ともっと会話の時間を確保したい」なんて考えていたことが発覚。とちょっとびっくり。
全体を通して「夫」の課題も見えてきたので「優先順位をきめて行動する」「期限をきめる」なども分かってきたと、本人からも発言がありました。
やはり、このできたことメソッド、すばらしい。自己成長を促している。
実は、夫は「できたこと手帳」を買ってもっていたのですが、なかなか自分で書き込む時間をつくることができていなかったので、こうやってヒアリングし、まとめるのもいいね。と言って終わりました。結果は、2名で共有している「Evernote」に表にまとめ、本人も振り返れるようにしました。
いま、感じていることは、やはり「近くにいる人」だからこそ、「知っている。わかっている」と勘違いしてしまうこと。でも、やっぱり、ちゃんと時間をとっていかないといけないな。と感じました。3ヶ月に1回でも、こういう時間をとって「認識合わせ」をしていくと「夫婦間」でよりスムーズにコミュニケーションがいくようになる気がしました。
ちなみに、私の「できたこと」のまとめをみせていないのは不公平にならないためにも、今日、いくつかまとめて「Everenote」にあげたいと思います。