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今できる《飲食店の感染防止策》
東京商工リサーチの記事では飲食店の倒産件数が過去最多を更新したとの事です。
そして政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会からは《外での飲食の自粛》《会食の自粛》《時短営業、出来れば営業自粛》など夜の営業時間帯を中心とする飲食店にとっては死刑宣告のような提案が増えています。
では新型コロナウィルス感染症について実際はどこまで知っているのかというと、ほんの一部の人を除いて《新型の風邪》という認識ではないでしょうか。
厚生労働省の発表の【新型コロナウイルス感染症の“いま”についての10の知識(2020年12月時点)】という資料があります。
ここでは感染者の割合や重症化の割合などが年代別に詳しく説明されています。
まず敵を知らないと対策も出来ません。
では敵を知ったところで飲食店が出来る対策を考えてみましょう。
対策ポイントはいくつかあります。
1つめは【飛沫感染】をどう防ぐか
2つめは【経口感染】をどう防ぐか
3つめは【接触感染】をどう防ぐか
1つめの出来うる対策で現実的に出来るとするなら”空気殺菌”と”換気”です。
”空気殺菌”とは噴霧を伴うような殺菌ではなく紫外線で空気を殺菌していくものです。
空気自体を循環させてその空気を紫外線殺菌して戻すという方法です。
空気清浄機との併用も良いかともいます。
そして”換気”は冬になると非常に厳しいのが現実で、その事も踏まえると”空気殺菌”を選択するのが一番ではないでしょうか。
ちなみにパーテーションやフィルムなどでは、完全に人が囲われていない限り飛沫感染を防ぎきれないです。
2つめの【経口感染】については防ぐキーワードがあります。
それは”取分けない”です。
料理は見栄えも大切です。
ですので提供時に一度盛込みをお見せして、そのあと客席で従業員が小皿等に取分けて提供する。
あるいは最初から小皿で提供する。
危険なのは感染した唾液などが口から直接入る事です。
それを防ぐには”取分けない”料理にすることが一番です。
3つめの【接触感染】ですが、飲食店で言えば同じものを触る事を避けるのが一番です。
大変ですが、ボトルの提供ではなく一杯ずつの提供や、テーブルで使用する薬味などを一人ずつ出すなどが必要かとも思います。
会食中の会話を禁止したり無くしたりする事は不可能です。
それならそれ以外の部分で出来る事を行う事が必要です。
一度ご検討ください。
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