持続化補助金を活用しましょう！
緊急事態宣言が解除され経済活動が再開されていますが、新型コロナウイルス感染症が広まる前の状況に戻るには時間がかかります。
国や地方自治体の経済援助も2次補正予算である程度の枠が決まります。
ですが、資金的にも人員的にも厳しい小規模事業者は、なかなか販売促進などを行うのも難しいところです。
そこで、現在募集している《持続化補助金》を是非、活用していただきたいと思います。
中小企業者に最大２００万円、個人事業者に最大１００万円支払われる《持続化給付金》と名称が良く似ていますが、全く別物です。
■持続化補助金とは
持続化補助金とは販路開拓等（生産性向上）のための取組や、販路開拓等の取組とあわせて行う業務効率化（生産性向上）のための取組に対して補助金が支払われる制度です。
持続化補助金は全国の商工会連合会や商工会議所が申し込み窓口となり、経営相談員からアドバイスを受けながら申請書類を作成し申込みます。
申請後、補助事業者として採択されると、かかる費用に対して補助金が支払われます。
今年は《一般形》と緊急経済対策の対象としての《コロナ特別対応型A・B・C》の２つに分かれています。
■持続化補助金（一般型）
《一般型》
◆補助率・補助額
・補助率 補助対象経費の２/３以内
・補助上限額 ５０万円
○７５万円以上の補助対象となる事業費に対し、５０万円を補助します。
○７５万円未満の場合は、その２／３の金額を補助します。
■持続化補助金（コロナ特別対応型）
《コロナ特別対応型》
◆補助率・補助額
・補助率 補助対象経費の２/３以内
・補助上限額 １００万円
類型A サプライチェーンの毀損への対応 補助率 2／3
類型B 非対面型ビジネスモデルへの転換 補助率 3／4
類型C テレワーク環境の整備 補助率 3／4
○１５０万円以上の補助対象となる事業費に対し、１００万円を補助。
○１５０万円未満の場合は、その２／３の金額を補助。
また、今回は上記に加え《事業再開枠》という別枠が新設され、【一般型】【類型A～C】のオプションとして活用を認め、上限50万円、総補助額の50％まで補助されます。
《事業再開枠》とは
①消毒費用
②マスク費用
③清掃費用
④飛沫対策費用
⑤換気費用
⑥その他の衛生管理費用
⑦ＰＲ費用
など、補助事業期間中に発生する、感染防止対策の取組に要する費用の支出に対して別枠で補助されます。
活用できる制度は最大限活用して、再起の足掛かりにしましょう！！
いいなと思ったら応援しよう！
