Miwa

元「とちぎ朝日(栃木県の地域情報紙、2020年6月廃刊)」スポーツ担当記者。現役記者・ライター&カメラマン。メインは2014年から携わる県内主要サッカーチームについて思いをつらつらと。たまに本や音楽に脱線予定。いずれも基本はマニアック路線。

Miwa

元「とちぎ朝日(栃木県の地域情報紙、2020年6月廃刊)」スポーツ担当記者。現役記者・ライター&カメラマン。メインは2014年から携わる県内主要サッカーチームについて思いをつらつらと。たまに本や音楽に脱線予定。いずれも基本はマニアック路線。

最近の記事

言葉を交わすことの意味

先日の福島遠征2日目。 練習試合の会場で、とある男性に声を掛けていただいた。 『いつもありがとうございます』 丁寧に頭を下げてくれる。 その瞬間の私は少し訝しんでいたのだろう。 『名前を言っても分からないと思うので、◯番の子の父親です』 『あー‼︎』 試合には何度もお邪魔しているけど、様々な対策が施されている会場では常に距離があり、親御さんとの接点はほぼない。 このときももちろん、初対面だった。 まさか福島の地で初めてのご挨拶をすることになるとは思わない(笑)。

    • 【栃木県知事杯決勝review】FC CASA FORTUNA OYAMA vs. 作大FC

      2022.5.29(Sun) 栃木県知事杯第55回栃木県社会人サッカー大会決勝 @県グリーンスタジアム 11:00KO CASAは4-5-1の布陣。 準決勝から1人を入れ替え、 GK谷田部、DF左から石井、金田、加藤、藤原。 ボランチ左に近藤、右に福田。 2列目左に郷田、右に金山、トップ下に山井。 CFは平井。 昨季からボランチ2枚が変わったが、本職に戻った近藤が果敢に攻撃参加、プレースキッカーも務めるバランサーの福田が守備に重きを置く形を築く。 守備陣は守護神・谷田部

      • J2残留、陰の立役者?

         2021年の大晦日、皆さまいかがお過ごしですか?今日は日中も冷え込みましたね…私は今日もしつこくボールを蹴りたい気持ちだったのですが、今日の夕方はおそらく昨日の夜より寒いだろうと思い、おとなしく引きこもって残っている仕事をしていました。  今年を振り返りたいなぁとぼんやり考えていてふと、やり残していたことに気づきました。  蛙くん。  彼(ら?)は練習グラウンドにひょこひょこ現れては、選手やスタッフの皆さんの手によって救出されていました。  写真はとある日、人見俊輔

        • 気迫がもたらした効果

           J2第27節、栃木SCは愛媛FCを1-0で完封し、12試合ぶりの勝利を手にした。  下位に沈む両者の対戦は目が離せない展開になった。夏場の3連戦で3試合目というハードな状況でも本来の自分たちのサッカーを見せる栃木は前半にPKで先制。追加点が奪えず守勢に回ってもGKオビ・パウエル・オビンナの好セーブなどでゴールを割らせず、終盤には猛攻を受けたがしのぎ切った。  立て続けに起きたピンチは息をのむシーンばかりだったが、相手のシュートはみな枠を逸れていった。「絶対守る!」の気迫

          好ゲームのち関東参入戦

           いよいよ今週末、関東サッカーリーグ2部昇格チームを決める第54回「関東社会人サッカー大会」(関社)が幕を開ける。栃木県からは、県1部5連覇を果たしたFC CASA FORTUNA OYAMAと作大FCが参戦。昇格の上位2枠を懸け、これまで積み上げてきた全てを注ぎ込む。ここではCASAについて書く。  県1部最終戦、CASAの対戦相手となったのは、関東2部から降格し1年での復帰を目指すヴェルフェ矢板。実力者同士の一戦は言うまでもなく、ハイレベルだった。後半からの取材でハーフ

          好ゲームのち関東参入戦

          いつか声援と共に

           6月後半から再開したJ2も折り返し。異例の過密スケジュールをこなしている最中(さなか)後半戦が始まるわけだが、気付けばリーグはあと3か月で終わってしまう。  先に書いておこう。今季の栃木SCのメンバーには、来季も同じユニフォームを着ていて欲しい。  そこには様々な事情が絡むし、そう上手くいかないのは分かっている。完全に勝手な思いだ。しかし、栃木が掲げるスタイルのベースをつくってくれている今の選手達の功績は、これからも続くクラブの歴史において間違いなく大きいもの。観戦や応

          いつか声援と共に

          成長の先に見えるもの

           J2第20節、栃木SCがアウェーでジュビロ磐田に後半AT逆転勝利を収めた。これで第15節以来の7位浮上。23日の京都サンガF.C.戦で連勝を果たせば、今季最高の5位に入る可能性が出てきた。  開幕からリーグ折り返し目前の今まで、チームとしてやるべきことを貫いて自分達のサッカーを確立してきた。寄せの速さ、集中力、メンタルの強さ。毎節出た課題には愚直に取り組み、改善する。豪快に左足を振り抜き、自身プロ初ゴールをゴラッソで飾ったMF山本廉が象徴するように、選手個々が1試合1試合

          成長の先に見えるもの

          たまにと言いながら…

          早速、読書の話(笑) 昨日、とある場所で順番待ちをしていた。待ち時間があるのは分かっていたから、図書館で借りた小説片手に乗り込んだ。予想はしていたが、なかなかの入り具合だった。見掛けた人の中で、本を読んでいるのは女性1人だけだった。 私も椅子に座って読書タイムスタート。姿勢を正して目を通す。面白い。マスク姿なので口が開いてもばれない。でも、目は笑う。 本って堅苦しいイメージがあるかも知れない。前に、行きつけの喫茶店で分厚くて字が細かい小説を読んでいたとき、店員さんに「難

          たまにと言いながら…

          やはり書かないと…

          記事は書ける(一応)。コラムは書けない(ほぼ)。 元々書くことが好きなんだし、ならば、やはり、書かないとやばい。 =note始めました。 私が関わっている(きた)サッカーについて、他で出せない思いを書いていこうと思います。 職業柄、辛口テイストでやってきました。でもココでは、あま~くなるかも…(笑) どちらにしても、マニアックな皆さまのお気に召します様に(笑)

          やはり書かないと…