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■【より道‐86】鶴亀杯みんなの短歌大会
前回の鶴亀杯(俳句)大会に続いて、今回は、鶴亀杯(短歌)大会に応募させていただきます。昔から、父の趣味は俳句でした。じぶんは、小学校の頃に国語の授業で学んだくらいで、俳句とは、ほぼ無縁の人生です。
しかし、じぶんの結婚式のとき、父に喜んでもらおうと、招待状を短歌にしたことを思い出しました。十数年前の結婚式グッツを探すため、押し入れの中をひっくり返して、でてきた招待状には夫婦ふたりと、父二人の句がありましたので、記録として残しておこうと思います。
二〇〇八年十月十三日
皆様にお会いできるの待ちわびて感謝の気持ちを伝えたいしあわせ評価は星三つ(新郎)
ひとすじの生命の力を身に抱き母の思いを木魂するあなたに誓う家族の絆(新婦)
高砂やこの浦船に帆を上げてめでためでたの若松様よ枝も栄える葉も茂る(父)
縁ありて出会えし時に結ばれて我が娘幸多かれと祈る父(義父)
というわけで、鶴亀杯の短歌にも挑戦させていただこうと思います。2022年1月に82歳でコロナ感染し、復活した父の句と自分の短歌を応募させていただきます。
【鶴亀杯(短歌)応募作品】
たたかいに臨む我が子ら八幡に勝利の祈願を誓う七月
(たたかいに/のそむわかこら/はちまんに/しょうりのきかんを/ちかうしちかつ)
刻一刻緩急増減繰り返し炎症の影あらわれて消ゆ
(こくいっこく/かんきゅうそうけん/くりかえし/えんしょうのかけ/あらわれてきゆ)
死の淵のコロナ老人バカの壁叩いて問うや人生の意味
(しのふちの/ころなろうしん/はかのかへ/たたいてとうや/しんせいのいみ)