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【258日目】詩の味わい
ご隠居からのメール:【詩の味わい】
詩、おもしろい味わいがあるね。今の日本では詩人は絶滅危惧種だが、散文よりもこころにひびくところがある。
「どちらが正しい、どちらも正しい」
神も仏も正しい。詩のテーマが「時代を超えた因果応報」だとすると、ファミリーヒストリーの材料にもなりそうだね。現実にはどちらかの道を進む選ぶしかない。これが人生のつきつける矛盾だ。
我に七難八苦を与えたまえ、と月に祈る山中鹿之助を若いころのおれはかっこいいと思った。しかし、今はそんなことは祈らなくても、仏さまはちゃんと四苦八苦を与えてくださると思っている。これはトオルさんの影響だ。
返信:【Re_詩の味わい】
「時代を超えた因果応報」という視点でファミリーヒストリーを考えていくと生きている人間というものはご先祖様の善い行いは、いまの幸せにつながり、悪行は七難八苦として壁が訪れるのかもしれない。
例えば戦国時代にご先祖様が、秋末氏を高瀬の土地から追い出した可能性があるが、その土地を父さんは自ら手放した。高瀬の地を手放したからこそ、今の幸せ、心の豊かさがある。
日中戦争で亡くなった、お祖母ちゃんの貴美子さんは、息子や娘と一緒に暮らせなかったが、父さんは4人の子供と7人の孫に囲まれた。それは、貴美子さんの願いが良い意味で因果応報となったのかもしれない。
しかし、「詩」と向き合う意志や時間のほうが壁かもしれないな。向き合うまでの腰が重いよ。ただ、一度、書き始めると結構スラスラとかけてしまう。「どちらが正しい、どっちらも正しい」などはシリーズにしたら面白いかもしれないね。