『ワールドブルー物語』世界の蒼広樹じゃない
前回までは…
まさか蒼林が…?
ヤツが挨殺文を投下するのか?
信頼してたのに。
俺たち、上手くやってたよな?
なあ?蒼林。
しかもあんなに強いなんて。
俺はともかく、護身術に長けた蒼身があんなに簡単に倒されてしまうとは。
あの人懐っこい笑顔も、何もかも全部演技だったのか?
止めないと。
あんなものが落とされたら、地球の3/4が砂漠になってしまう。
早く止めないと。
痛みを堪えて、何とか立ち上がったところで着信があった。
画面には【すぬた】とある。
「蒼木です。ちょうど良かった。…蒼林が挨殺文を狙ってます。俺と蒼身を襲って逃げました。…俺は大丈夫なんですが、蒼身は意識不明です。今、救急車を呼んだところです。…社長室ですね?今から向かいます」
社長室のドアをノックすると、不安そうなゆにが招き入れてくれた。
「ゆにさん、すぬたさんは?」
「電話を切った後、すぐに出ていきました。蒼木部長、何が起きてるんですか?」
今にも泣き出しそうだ。
「社長の様子はおかしいし、蒼林先輩は蒼森さんを誘拐したって…」
「依沙耶ボアが蒼森を誘拐!?」
「…はい」
まさか、蒼森がCitrusのメンバーだと知っていたのか?
俺ですら蒼森が仲間だなんて、つい最近まで知らされてなかったのに。
彼女の情報網はそれだけ強力なのか。
ゆには、うっすらと涙を浮かべてこちらを見ている。
どこまで話していいものか。
しかし敵は、ゆにも状況を知らされたと判断するだろう。
そうなると、ゆにも危険な状態に置かれていることになる。
ある程度は知ってもらうことが、ゆにを守るうえで必要かも知れない。
「ゆにさん、我が社が多岐にわたる分野で、色々なものを生み出しているのは知っているね?」
「はい。表向きは製造ですが、どちらかと言うと研究がメインだと」
「そう。その中で、使い方によっては強力な兵器になりうるものもあるんだ。コード名はA1SA-2 、通称愛殺文」
「…あいさつぶん…」
「それを狙っている者達が居る。それがどうやら蒼林姉弟らしい。ついさっきまでは、疑ってもみなかったよ。我々は…私とすぬたさん、そして蒼森もだが、それらを未然に防ぐために組織されたメンバーだ。」
「社長は…社長が組織されたんですか?」
「…それが…分からないんだ。私にも多くは知らされていない。すぬたさんがその中枢なのは知っているが、リーダーは別の人物。…それより、社長は?」
「…あちらです」
ゆにの指す方へ目を向けると、ソファに座る社長の後ろ姿があった。
「社長、蒼林が…」
「やあ、根来内くん。新しい課は、勝手が違うかも知れないけど頑張ってね。困ったことがあったら相談してくれていいからね」
なぜ俺を根来内と?
根来内だった頃の社長は、この世界の蒼広樹じゃ無いはずだ。
今回、参考にしたのは…
【W-B とある清掃員の日記/7】
【W-B とある清掃員の日記/16】
【ソーシャリー・ヒットマン外伝6「蒼き決意、黒き運命」】
【守りたいもの(前編)】
『ワールドブルー物語』登場人物リンク集って超便利!⬇️
253話目。
どうも、あおです😄
iPhoneXRからiPhone16に変えました!
やっと快適に動く様になった!
フリーズするわ(特にnote)、アプリ落ちるわ(特にnote)、アイデア出ないわ(特にnote)で大変でした。
最新に変えたけどアイデアが出ないのは、なぁぜなぁぜ?
という訳で、滞ってましたが続きを書きました。
ワールドブルーを書く時はいつもそうなんですけど、ノープランで始めます。
あとはキャラに動いて(話して)もらって物語を進めるスタイルです。
なので、着地点はもちろんのこと 続きも何も考えていません。
誰かが繋いでくれることを切に願います。
秘技!『他力本願!』
そうそう。
今ね、面白い企みが進んでいるみたい。
『ワールドブルー物語』の挿入歌を作るんだって!
りおさんが作曲して
マイトンさんが作詞して
歌を羽根宮糸夜さんと…
波さんが歌とセリフを
完成が待ち遠しいです!
え?私は何の担当かって?
傍観です( •̀ω •́ゞ)✧ビシッ!!
ところで、『ワールドブルー物語』って何?
って方はコチラを⬇️
『ワールドブルー物語』の全てがここに⬇️
という訳で今回は、
iPhone新品にしたのに、一日でバッテリー終わっちゃうんですけど!
って、お話でした。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました😊
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ではまた!
あおでした😄