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『わーるどぶるーものがたり』 おひめさまからの おねがい
このお話は物語です
前回までは…
「おチビさん達、そこに居るかい?」
下から声がした。
僕はすぐにコンと床を叩いた。
すぐ近くには仲間のアサギとネイビーも一緒だ。
「よく聞いておくれ」
下からの声に僕たち3人は耳をすませた。
「私の仲間が誘拐されたみたいでね。おチビさん達のネットワークで探して欲しいんだ。頼めるかい?」
僕は、またすぐにコンと床を叩いて応えた。
「探して欲しいのは、蒼森育根。分かるかい?」
コンと返事をする。
その人ならよく知ってる。僕たちの存在を感じているようだから、気になってたんだ。
「助かるよ。お礼に特製オムライスをご馳走するからね。それじゃ、頼んだよ」
そう言うと、足音が遠ざかって行った。
「アサギとネイビーは、姫について行って。僕はみんなに知らせるから」
「うん。分かった」
飛ぶように走り去る2人を見送ると、僕は建物の中に居る仲間たちを集めた。
ここはワールドブルー社の食堂の天井裏。
「…という、すぬた姫からの任務だ。ご褒美は特製オムライスだぞ!」
みんなから歓声が上がる。
僕たち小人族は、オムライスが大好きなんだ。
それにしても、小人族がこんなに沢山居るなんて知ったら、姫はきっと驚くぞ。
「よし。それじゃあ、ブルーチームは建物の中を調査して。
ゴールドチームは近くに住んでいる仲間たちにも声をかけて、病院へ向かって。
病院の仲間たちと協力するんだ。
僕はこれから、二ゼル国家元首へ伝えに行く。さあ、新たな任務の始まりだ!」
「おー!」
これから楽しいことが起こる予感に、みんなのテンションも上がっていた。
「アッズーリ、僕も一緒に二ゼル国家元首の所へ行くよ!ちょうど届け物があったんだ」
「ああ、ゴブラン!すぐに出発するよ!面白くなってきたな!」
「本当だね。この会社は不穏な感じがしてたけど、やっぱり事件が起きたね」
「なあに。すぬた姫と僕たちなら、たちまち解決しちゃうから大丈夫!」
#ワールドブルー物語
245話目。
どうも、あおです😄
物語を進めたいのと同時に広げたい。
なんなら遡りたい。
色んな場面や登場人物を繋げたいと、欲張りで 無い物ねだりのアイウォンチュー。
#挨拶文を楽しもう
という訳で、今回は小人さんたちをメインで書いてみました。
すぬ婆の情報源は小人たちのネットワークを駆使していたら面白いなと。
ちょっと物騒な感じで進んでいるワールドブルーなので、この辺りでファンタジー要素を取り入れた冒険物にしてもいいかなと。
最後まで書いてみてから、子供向けの雰囲気にしてみたらどうだろうと、推敲してから全ての漢字とカタカナにルビを振ってみました。
この作業もなかなか…
所々、子供向けにしては 難しい表現とかしてますが、読者層は成人してるでしょ?(笑)
皆さんに広げてもらったこの世界観を活かしながら、大事に進めて行きたいと思います。
ファンタジーが得意な方、聞き込みや尾行など探偵物が好きな方、ぜひ続きをお願いします。
今回のお話は
【小人の目線 #ワールドブルー物語】
を参考にしています。
さて、そもそも『ワールドブルー物語』って何?って方は
⬇️【あなたも主役】をご覧下さい。
そして、ぜひ参加してみてください。
一緒に楽しみましょう!
ルールはコレだけ。
◎ワールドブルー株式会社を潰さない。
◎ワールドブルー社内、又はその周辺のお話。
◎作中に『ワールドブルー』を最低1回入れる。
◎『#ワールドブルー物語』を付ける。
◎他の作家さんと仲良くする。
◎あなたも主役
『ワールドブルー物語』エピソード、または関連する記事は全て専用マガジンに納めていきます。
一番下から順にどんどん新しい記事が積み上がっています。
ぜひ読んでみてください⬇️
◎ワールドブルー物語 専用マガジン
という訳で今回は、
漢字、ひらがな、カタカナを使いこなしている日本人って凄い!
って、お話でした。
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ではまた!
あおでした😄
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