見出し画像

【言語化✖️心理学】言葉を磨く最初のステップ!

自分の「好き!」をビジネスにしている人と応援する言語化心理士のusagiです!

お仕事や日常の中で

「うーん…これ、何でいえばいいの?」
「言いたいことはあるのに、言えずにモヤモヤする」
「もっとうまく言えたらな〜」

そんな風に思うことがありませんか?
私は、言語化心理士を名乗っているのに、めちゃくちゃあります。笑

今日はそんな、私も含め、
『もっと自分の思いを言葉にできるようになりたい!』という方に向けて、
言語化が上手くなりたい人が最初にスタートするといいことについてお話しします。


1.うまく言葉にできないのはなぜなのか?

まず始めに…あなたがうまく思ったことを言葉にできないのはなぜと思いますか?

これを読んでくださる方の中には、
『自分は賢くないから…』
『昔から、言語化苦手だし。』
と言葉にする能力が低いから!と思ってる方がいらっしゃるかもしれません。

ハッキリ言います。
あなたが言葉にするのが上手くないのは、意識した練習をしていないから。ただ、それだけ。

つまり、伸び代しかないんです。

思っていることを言葉にすること=言語化とは、
「自分の中の頭のイメージを言葉に変えて、誰かにも同じように頭の中でイメージしてもらうこと」。
この、"イメージを言葉にする"を意識しながら、アウトプットした回数が、あなたが求めてるレベルを表現するには少ないんです。

「え〜でも…」と言いたくなる気持ちになるかもしれませんが、
こうやって理解することは脳をうまく使うためにもいいんですね。

というのも、人の脳は、能力のせいにしてすると、それ以上、努力しようとしなくなります。
逆に、「スキルだから今からつければいい」
「経験不足なら、今から増やせばいい」と意識すると、脳は上達するための情報を探し始めます。

だからね、言語化は、自分の能力の問題ではなく、これから意識して練習すれば伸びるもの!ということに意識を向けてほしいんです。

2.言語化を上達させるために、意識すること。

何か起きた時、人の頭の中では、すぐに考えが浮かびます。
そして、そこには感情がひっついていて、その感情・思考をもとに人は行動するんですね。

その行動の源になる思考・感情は何となくのイメージで浮かんでいることも多いです。
その"何となくのイメージ"を言葉にすることが、『言語化』なんです。

だから、「言語化が上手くなりたい!」という人は、まずは、この思考と感情をキャッチして言葉にしていけばいい…

なんですが…
普段、私たちはいろんなことを感じているはずなのに、意識せずにスルーしています。
キャッチせずにスルスル流してるんですね。

だから、いつもスルーしがちな、出来事に対して考えたことや感じたことに意識を向けるのが、言語化上達の第一歩になります。

3.言葉を磨くステップ


では、どう進めていけばいいか?は以下の手順になります。

①出来事に対して、どんな気持ちになったか数値で判定する。
②出来事+感情の書き出しに慣れたら、「なぜ?」と理由をプラスして書く。
③ ②の作業に慣れたら、さらに「ということは?」と深める。

①出来事に対して、どんな気持ちになったか数値で判定する。

まずは、出来事に対して、どんな気持ちになったか?をキャッチすることから始めるといいです。

紙とペンを用意して…
出来事=今日したことを3〜5つほどピックアップします。書き終えたら、その出来事に対して、どんな気持ちになったか?を感情を数値で判定します。
5〜7日間(目安)ほど続けて、「なんか書き足りないな〜」と思ったり、理由も書きたくなったら次のステップに移ります。

ここで、書き出すポイントが3つあります。
▶︎感情は"楽しい"の1〜5で評価することから、スタート。

1:思い出したくないほど楽しくない
2:楽しくない
3:普通に楽しい
4:楽しい
5:大興奮するくらい楽しい!

楽しい以外の感情で書きたくなったら、どんどん変更してOK。

▶︎日常的に起こったことから積極的に振り返る。

何か出来事を思い出して書こうとする時、『特別なこと』や『いつもと違うこと』を書かなきゃ!と思いがち。
ここで書き出す出来事は、いつもと同じ、日常のことで大丈夫!
むしろ、いつもと同じで自分がどう感じてるかなんて、スルスル〜と流していることに、意識を向けることが大事なんです。

▶︎自分を主語にして書くこと。
お仕事や家での出来事は、他の人が絡んだ話が多いと思います。その時に、大事なのが、主語。
主語は"私"にしてください。

例えば、
学校から帰ってきた子どもが、学校であった出来事の話をしてくれた。
というエピソードを選んだとします。

その時の書き方は、
"子どもが"学校のことをたくさん話してきた。"
ではなく、
"私は"学校での出来事を話す子どもの話を聞いた。
のように書くのです。

言語化したいのは、自分の感情なんです。だから、軸を"私"に持ってくることを意識しましょう。

②出来事+感情の書き出しに慣れたら、「なぜ?」と理由をプラスして書く。

次は1日3〜5の出来事をピックアップしたものに、楽しいの度合いを数値で評価することに加え、
理由をプラスします。
理由を書き出す時に、自分に問いかける言葉は「何で楽しさが○なの?」です。

理由をプラスすることで、より、あなた"思考"のイメージを言葉にすることになります。7〜14日間(目安)くらい続けて、また書き足りないという状態になったら次に進みます。

③ ②の作業に慣れたら、さらに「ということは?」と深める。

「なぜ?」という質問に対して、理由が書けるようになったら、最後に、「ということは、私はどうしたかったの?」「数値を上げるためにできることはある?」と問いかける段階に入ります。
これは、自分の希望を明確にするための問いかけです。

これも"思考"の言語化ですが、表面上には一見、見えていないものを深掘りして、言葉にするという作業。より自分自身にしかない、思考や感情を言葉にすることができるようになって行きます。そしてね、この作業で、自分の望むことがわかると、自分がどう動けばいいか整理されるだけじゃなく、相手にどうして欲しいか?も伝えたいこともわかってくるようになるんですよ!

この①〜③を続けることで、自分の中から出てきた言葉を磨くことができます。

4.まとめ


▶︎言語化を磨くためには、普段、流しがちな感情と思考をキャッチすることを意識する。
▶︎感情と思考はイメージ。そのイメージを言葉に置き換えることが、言語化の力を引き上げる。
▶︎思考と感情をキャッチして言葉にするためには、日常の出来事に対して、どう感じたか、どう思ったかを言葉に書き出す練習をする。
▶︎練習は、段階的にやっていくことで、より"自分"のなかの言葉を磨くことができる。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


いいなと思ったら応援しよう!