「呼吸」の不思議。生かされているという事実に突き当たった。
未明に覚醒。
トイレに起きてから再度の入眠は諦め、自分へ意識を投じていく。
吸う
吐く
呼吸に意識を集中させてみた。
やめようと思っても、無理。
やろうと思わなくても、やってくれる。
吸った空気の中から、体の活動に必要な成分を必要なだけ取り込み、体中へ運ぶ。
本の一瞬の出来事で、休むことなく継続される。
一定のリズムで、吸うことによってわたしの人間活動が妨げられることはなく、それが無くしては死んでしまうわけで。
吐いた空気はまた大気中に溶け込み、見えなくなる。
吐き出て萎んだ空間は次の空気がはいって来るのを待っているのだろうか。
取り込まれた空気はどこでどうやって区別されて、働いているのだろうか。
嗚呼
わたしは生かされているんだ。。。。
自分で生きていると思っていたけれど、、、
違うね。
この呼吸ひとつとっても、わたしの意思でも決定したことでもなく、ただ与えられて命が体が命をもらって生き続けているってことでしかないんだ。
わたしの「我」は全く関係ないのだ。
おお。
また意識が変化した。