わんこも相手を視る生き物だ。
わんこさん。
人によって演じ分けているかのように訴えることや動きが違う。
わたしにはわがままを出してくる。
これをわがままと言うと、自分の首を絞めることになるのだが。
要求がね、結構はっきりしてる。
彼女は我が家へ来た時から「水」を飲まないのだ。
なので鼻がいつも乾いてる。
犬あるまじきじゃないかな。
犬の鼻って大概べちゃって濡れてるよね。
でも彼女の鼻はからっから。
今回、どうあっても水を飲んでほしい!
血液ドロドロなってんじゃない?
犬のむくみが分かるなんてすごいけど、循環に問題あるんじゃない?
ねえ、お水飲んで〜
と、わたしの手を濡らして雫を口に持っていって、ほんの数滴ペロリとしてくれる。
でも、その内辞めてくれと。
そこで、もしかして!と思いついた作戦が牛乳!
牛乳作戦のおかげで、なんとか水分を取ってくれるようになったのだ。
やれやれ。
で、今朝はのそのそと玄関をでて「牛乳水おくれ、それしか飲めない」的なテレパシーを送ってきた。
さっきまでお父さんにいい顔してたのに、なんで?なくらいな豹変ぶり。
甘える相手は、お母さんと言うことなのか?
犬も心配かけないようにきを使うのか?
わたし以外の家族には「わたし元気よ」を演じるのかも知れない。
人は色々と「忖度」やら気を使ってくれるから、それなりに動いてくれるけど、動物はそんな簡単にはいかない。
リードを引っ張ると余計に動けなくなるこはく。
ちゃいは結構こちらの意思がリード越しに伝わるので自由自在に移動させられるので、いつもちゃいをこはくに合わせてもらっている。
犬にもいろいろ事情があってね。
保護犬だから余計ですね。
そもそも人が好きな犬がどうしてこうして「人が嫌いで怖い存在」になっているのか。
保護されるまでに何があったか。
友人にアニマルコミュニケータがいて、一度見てもらったのね。
彼らは入れ物を入れ替えても生きてきた記憶は覚えてるらしい。
なので、わたしたちよりも数段お年寄りなんだと。
ニンゲンはいちいち忘れては思い出すための人生を歩むけれど、犬前世の記憶を持っているとね。素晴らしい。
で、彼らはやっぱりいつも出逢っていて、一緒にいて、ちゃいはこはくを護るためにいるんだと。
さらに、飼い主はわたしたちなんだと。
全く、わたしの頭の中にある結論をそのまま「イエス」と言ってもらった内容だった。
合点がいった。
あのたくさんいた保護仔犬達の中から選べないと思っていたが、ちゃんと選ばれてたもの。
クラウドアトラス紹介したけど、観た人いるかな?
どうでもいいけど(笑)
人は自分の価値観を人に披露したがる生き物だ。
結構に邪魔になることが多いけどね(笑)
わたしはわたしを理解してくれと、全く思わなくなった。
無理だもん。
誰もが、誰かを理解することなんて。
しようと努力することは必要だけど、理解できるなんて思うことこそ大きな落とし穴。
「我慢」とは何か。
わざわざ書いていることの意味はなんなのか?
その言葉の向こうに何があるのか。
わたしはこれをずーっとやり続けてきた。
奥の奥にあるもの。
根源はなにか。
だから疲れるんだけどね(笑)
大体見えるものは同じかな。