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推しの人生を深く掘り下げるオタクたれ

今回の本は直江文忠さんの『無駄に生きるな熱く死ね』をご紹介。
こういうちょっとオラついた?勢いだ!みたいな精神論スタンスはあまり得意ではないが、SNSで前職の上司がシェアしてたから思い切って読んでみた。
ちなみにその上司も元ヤン紳士なのでオラオラしてるけど笑、普段自分では読まないような本だし紹介してるならばと思い手に取ってみた。

ぱっと見の印象

ざーっと流してみてみると、かなりライトに30分もあれば読み終わるんではと思うくらい読みやすそうな本、という印象。
でも読み進めると、思ってた以上にこの視点大事だよなぁって思うことも多くて、意外と時間をかけて読むハメに…笑

印象的な部分

内容的には自己啓発本だが、その中でもお気に入りのフレーズがいくつかあったので紹介する。(ネタバレ含むのでご注意ください)

直感を信じろ

何をやるにしても情熱がなければ続かない。自分が何に対して情熱を持てるのか。その答えは直感だけが知っている。

心が動くものには、片っぱしから手を出す。何も考えずに挑戦し、参加する。情熱を持てるかどうかはとにかくやってみないことには絶対にわからない。いろいろ試してみれば、いつか偶然の出会いがある。偶然の確率を上げるには、数をこなすのが一番だ。

昔先輩に相談したときに、「悩む時点でソレじゃないんだよ」と言われたことを思い出した。食わず嫌いするのではなくて、気になるものはとりあえず経験してみて、原体験を得た上でどう感じるかを確認する。その上で気持ちがのるもの、ワクワクするものを選ぶ。そんな過程があるからこそ、結果を出せるんだろうと思う。

ヒーローから学べ

ヒーローの生き方を貪欲に学んでほしい。
(中略)
ヒーローについて知れば知るほど、彼らの人生が挫折と挑戦の繰り返しであることに気づくはずだ。

ヒーロー=メンターみたいなイメージかなと最初思っていたが、推し活みたいなものもそうで、好きなキャラの個性、価値観、生き様から学ぶことも多い。だからオタクになれるものがある人は強いんだ。

いま、目の前のことに全力を出せ

選択した後どう動くかが、その選択の価値を決める。とにかく選ぶ覚悟さえあればいい。Aを選んでもBを選んでも、結局うまくいくから。

それで本当によかったかどうかは、すべて自分の主観になる。どちらを選んでも、その気になれば全部正解だ。
(中略)
少しずつでもいいから、めげずにやり続ける。不安になるのは動かないからだ。動いていれば、いつか必ず目の前の景色がパッと明るくなるだろう。

よく「正解はない。選んだ道を正解にすることが大事」と言われたりするが、決めたらやり切る。1つ1つの選択は振り返った時にちゃんと線になってるはず。

マイナスはない。あっても無視しろ。

批判や中傷、嫉妬や言い訳など、マイナスの感情を運んでくる人に対しては、せめて気持ちの中だけでも関係を断ち切りたい。それがどれだけ含蓄のある意見であっても、それはあくまでもその人の個人的な意見だと考えた方がいい。自分の感情を抑えてまで、わざわざ理解しようとする必要はない。「あなたの言うことはよくわかった。でも私はそうは思わない」そう言って立ち去るのが、お互いの今後の人生のためだろう。

自分の人生の主導権を他人に渡す必要はない。最後は自分で決めるからこそうまくいく。右から左に暖簾の如くさらっと聞き流せるくらいがちょうどいい。

冷静になれ。乗り切れないピンチはない

自分に乗り切れないピンチは、自分の前には現れない

そう思うだけで、ピンチに対して前向きに対処できる。

まとめ

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。気になる方はぜひお手に取ってみてください。

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