適応障害と私。闘病と回復の日々
ご覧いただきありがとうございます。
『Uyuyu。』と申します。
僕はこれまで『適応障害』を3度経験しました。
こちらの記事では『適応障害』という心の病気について、『僕の体験談』を基にしながらまとめています。
最近『適応障害』と診断された方にはもちろん、『適応障害』ってそもそも何?どういう病気なの?といった疑問をお持ちの方にも、お悩み解決の一助になればと思い、執筆させていただきました。
適応障害とは?僕の症状も絡めてまとめてみました。
①適応障害とは?
一般的に適応障害とは『日常生活でストレスや困難な状況に適応することが難しくなる病気のこと』です。
個人がストレスフルな出来事や生活の大きな変化に対処できず、その結果として機能の低下や心的な困難を経験する精神障害の一種です。
上記は専門的な内容になりますが、簡単に僕の言葉で説明すると、
『今まで当たり前にできていたことが急にできなくなる病気』といった病気が『適応障害』といって良いでしょう。
そして適応障害のやっかいなところは『交通事故に遭ったかのように急に症状が発現する』ことです。
※余談ですが、適応障害になった際、前兆はありました。もし下記のような兆候があれば、皆さん一休みしてくださいね。
仕事をしていると、自然と涙が出てくることがある。
物忘れが激しくなり、何かにメモをしてまとめていないと必ず忘れる。
仕事中や出勤前に吐き気がする
これは『心が限界に達しているサイン』です。
※別記事にて関連したものをまとめています。
②僕の適応障害の症状
僕の適応障害の主な症状は、下記の通りです。
思考を巡らせた場合の『頭痛や頭の中が締め付けられる現象』
上記に伴う『思考力・集中力・判断能力の低下』
早く職場に戻りたい、迷惑をこれ以上かけたくないという『焦りと不安』
ついネガティブ思考で物事を捉えていたかと思えば、お酒を飲むと上機嫌になるなどの『コントロールできない情緒不安定さ』
食欲や行動欲、性欲などの『あらゆる生物的欲求の低下・やる気の低下』
明るく人が集まる場所ではなく『暗く静かな一人でいれる場所を好む』
この中でも僕が一番キツイのは『頭痛や頭の中が締め付けられる現象』です。ちなみに頭痛薬を飲んでも痛みが治まらないため、心療内科で処方してもらった自律神経安定剤を飲むと症状は緩和します。
僕の場合、この症状が始まるトリガーとなるのは『強い語気で怒鳴られた場合』でした。いわゆるクレーム処理のタイミングですね。
心の中では落ち込んでいたり、気にしていなくても、心にダメージは負っているものです。ちなみに3回目はそうでした。
③実際、適応障害は心のもちようで何とかなる
断言します、絶対に何とかなりません。
もし部下をお持ちの方で、この記事を読んでくださっている方がいらっしゃれば、絶対にこのことは勘違いしないようにしてください。
最初に申し上げた通り、適応障害という病気は『交通事故』のように急にやってきます。そして心の病気は一度患うとゆっくりとしか治りません。
1週間休めば元通り!なんてことはあり得ません。最低1カ月以上の休養は必要となります。
仕事から完全に離れてようやく、自分の症状がはっきりと分かります。ここで私は早く治さなくては!と焦ります。
焦りは症状を悪化させるだけなのでやめましょう。
適応障害の一番最適な療養方法は『頭を使わないでボーっとして、1日を過ごすこと』なのですから。
④『頭を使わないでボーっとして、1日を過ごす技術』
僕は『頭を使わないでボーっとして、1日を過ごすこと』を達成するために、普段はやっていないことも含めて色々なことをやってみました。
『気分が落ちに落ち込んでいた初期症状の時にやったこと』
とにかく漫画を読みまくる
アマプラ、Huluを駆使して様々なアニメ・映画をボーっと見続ける
特に感動する、泣けるアニメ・映画を観て思いっきり号泣する
YouTubeでひたすらホロライブの切り抜き動画を見続けて35Pになる
寝たいときに寝る。起きたいときに起きる
どうでしょう?特殊なことは一切やっていません。
初期症状の時は、ひたすら仕事のことや感情を外に外に押し出す作業です。
思い出してはいけません。殺意と不安と焦りが生まれてくるだけなので。
ちなみにめっちゃ泣いた映画は
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』
です。めっちゃ切ないです。おすすめです。
『少し意欲が湧いてきた状態(中期症状?)の時にやったこと』
漫画、アニメ、映画にも飽きてきたので、読書
メンタルコントロールを目的とした書物を読書
自分と向き合う勇気を出して、日記を書く
引き続き35Pとしてさくらみこの動画を見漁る
ピクミンを通して命の大切さを学ぶ
少し頭を使う取り組みをしてみました。
成果は充分にありました。
今、こうして少しずつ文章を書けているのですから。
⑤終わりに
この記事を通して、適応障害という病気について少しでも多くの方に理解が得られるのであれば、僕としてこれ以上嬉しいことは無いです。
今、適応障害で苦しんでいる方。辛いですよね。
昨日まで当たり前にできていたことが、今日から急にできなくなるなんて、こんなに怖いことはありません。
死にたい、ここからいなくなりたい、何度も思いました。
こんな自分なんて社会ではもう到底通用しない、ダメな人間なんだ。
絶対に、そんなことはありません。通用します。
適応障害を3回患った私が、社会でも通用することを証明してみせます。
まずは『休む自分を許す』『遊ぶ自分を許す』こういったことから始めましょう。
明日は必ず今日より良い日になります。
もし暇だったら僕のてきとうな日記を読んでみてください。何も学はありませんが。
それでは、また。
2023年7月31日 Uyuyu。
↓次記事になります。良ければ。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?