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再起動から 2022に向けて

1年を振り返ると“あっという間”というのは、年々加速している。
1日や1週間は長いわ~と感じることもあるというのに。
そして、noteの記事を、なんと4月から書いていない・・・
という現実に向き合うために、アドベントカレンダーへの参加を決めました。そして、来年に向けて動けるようにという思いで振り返ります。

1.再起動

 4月に書いたnoteを読むと、再就職した当時の気持ちに触れて新鮮な気持ちが蘇る。やはり何かしら残すことに意味があると思う。そして、つくづく、この1年は、ゼロからのスタートの年だった。といっても、起業したわけでもなく、とある役所の一員となっただけだが。
 4月から、「できない」から「できるようになっていく」を日々味わってきた。仕事上ではこの感覚自体が本当に久しぶりで、一から出直している感もあり、還暦という歳に従って再起動したと思える。
 今日は、今年の仕事のなかで何度か実施した中学校向けのガイダンスの最終日。対象もテーマも過去の経験のなかにはない仕事は面白い。そして参加している目の前の令和の子たちは、難しい年頃であろうにちゃんと頑張っている。これからの未来に向けて頼もしいと思える。

2.軽やかに

 今の職場は仕事のやり方が属人的で、新人は「足場かけ」を手探りで探して身につけていかなくてはならない。それはそれでとても意味があるが、仕事の広がりや今後への応用を考えると、また、来年度は違う仕事へのチャレンジも考えてみたいという気持ちになっている。
 定年を過ぎた働き方なので、贅沢なことは考えているわけではないけど、思うようにやってみたいなどと思うわけ。多分、30数年同じ企業で働き続けてみて、続けること自体は全うしたので、これからの働き方はその価値観を転換できたら。もちろん、これまでの30数年を否定してるわけでなく、そこはやりきったので、自分のなかの何かに縛られず働くことができることへの憧れ、今年はそのことを強く感じた一年でもあった。

3.気づき

 朝の通勤時間の過ごし方に変化があった。過去の通勤生活のなかでも今は長いほうなので、最初は読書の時間になり、毎週1冊読むという充実した時間を過ごせていたが、そのうち慣れない仕事への疲れから一時期は睡眠時間に代わり、そして今、Audibleを聴くことが朝の習慣になっている。本を朗読で聴くものばかりでなく、ちょっと面白いコンテンツたちがいた。
 ○宮藤官九郎 「宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど」
 ○設楽悠介(幻冬舎)、野村高文(NewsPicks)
  「みんなのメンタールーム」
 ○吉田直紀(ニッポン放送アナウンサー)、石川善樹(予防医学研究者) 
  「ウェルビーイング~旅する博士と落語するアナウンサー」
 この3つは30分から45分程度のコンテンツが連載され、いずれも2シーズンめに入っているから、聴いてる人も多いはず。
 人生相談の回答は面白い。宮藤さんのコンテンツはそこに通ずるものがあり、職業的にも参考になる。単純にいろんな職業人の愚痴は面白い。メンタールームは若い世代のビジネスマンの考えに触れる機会でもあり、自分自身の頭の柔軟性のためにも必要な時間。ウェルビーイングはよき話を聴ける時間。来春書籍も出るそうなので楽しみ。これらの時間は無意識の意識化、気づきを求めている時間。というと、ちょっと大げさかもしれないが。

4.2022に向けて

 今年始めた活動、これらは、2022に向けて考えたい活動。一つひとつは自分のやりたいことの流れのなかにあるものばかり。

①ひと箱本屋店主「あれこれ好日BOOKS」(@BOOKSHOP TRAVELLER)。春先までは、ひと月に1回、本の補充をして、購入してもらえたりしていた。本屋では店主当番や本棚の入れ替えや、そのほか店主企画イベントもできたりするものの、まだ踏み込めていない。ここで何をしたいのかが、ぼんやりしてる。本屋店主、に満足してる状態。しばらくは、あれこれの本を扱うなかで、自分の本屋にしていきたい。
②地域コミュニティでの活動。自分主催のWSを春先に2回ほど開かせてもらって、「新橋キャリアカフェ」(@ご近所ラボ新橋)という名前を付けたまま休業状態。「金の糸」のテーマ自体はキャリコンとしてど真ん中の活動なのだけれど、できればこのコミュニティにいるキャリコンたちとの共同開催を何か企画したい。
「わくわくナビゲーター養成」(認定NPO法人キーパーソン)のための講座で、中学生向けのWSを学ぶ。きちんとした型があるなかで、どれだけ自由に楽しんでその場を提供していけるのか、自分のわくわくを育てていけるのか、まだまだ未知の活動。
 ちなみに私の「わくわくエンジン」:日々の“学び”をじっくりゆっくり育てて次の一歩へつながること。

「特別外部研究員」そして 「The CHICKEN 公式アンバサダー」(生きるチカラPJT@日本一鶏肉研究所)。昨年の活動のなかで、このもったいないような名称をいただいていて、なかなか主体的にはなれていない活動中。が、トリケンチームの月1回のZOOM活動はなんとも言えずゆるいつながりがちょうどよい距離感。むしろ新しい気づきを得やすい、キャリアの世界で言うウィークタイズ。熊本産のこの美味しい鶏肉の美味しさをわかってくれる人をもっと増やすために何ができるのか、来年に向けて新しいことができたら。。

 
 最後に、忘れてならないのは、今年はヤクルトが日本一になった感動の年で野村監督の凄さも改めて知った年。ヤクルトの黄金時代に神宮によく野球観戦と称して花火とビールを楽しみに行っていた。塾帰りの息子は一人でも先に行ってちょっと高い所で観戦していて、東京の小学生で一番神宮に通い詰めてるんじゃないかと思ったくらい。高津監督のおかげで時代が巡ってくるのか。私にはこの出来事を言葉にするだけの野球愛があるわけではないけど、あのなんともいえない弱かったところも応援したくなるチーム。来年が楽しみ。気兼ねなく応援に行ける夏が来てほしい。気が早いか。
 ひとまず、アドベントカレンダーになんとか参加。
 ※見出し画像:小石川後楽園の紅葉@飯田橋


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