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休養学

①日本人の8割が疲れている
・日本の睡眠時間はOECD加盟国の中で最下位(平均508分、日本442分)
・労働時間は平均より少ない(平均1607時間、日本1752時間)
・体はあまり疲れないのに頭だけが疲れることで、結果的に肉体にも疲れが残るようになっている
・自分の体力−疲労イコール自分が出せるパフォーマンス

②科学でわかった!疲労の正体
・疲労とは、体を動かしたり、頭を使ったりすることで、本来の活動能力が下がった状態
・疲労を放置すると慢性疲労になる
・細胞を修復してくれるATPの材料は脂質・タンパク質・糖質の三大栄養素とビタミン・ミネラルを加えた五大栄養素
・疲労感はマスキングできてしまう
・疲労の「もと」はストレス
└物理的ストレッサー
└化学的ストレッサー
└心理的ストレッサー
└生物学的ストレッサー
└社会的ストレッサー
・ストレスがかかると免疫が働かなくなる
・疲労を放置すると内分泌系の病気につながる
・ストレスでも血糖値が高くなる
・自律神経を知ることが疲労回復の近道になる
└しっかり休むには、夜、副交感神経が優位である必要がある

③最高の「休養」をとる7つの戦略
・日常のサイクルに「活力」を加えてみる
・あえて自分に負荷をかけてみる
└自分で決めた負荷であること
└仕事とは関係ない負荷であること
└それに挑戦することで、自分が成長できるような負荷であること
└楽しむ余裕があること
・7つの休養モデル
└休息タイプ(寝るなどの消極的休養)
└運動タイプ(軽く体を動かす)
└栄養タイプ(食べすぎない)
└親交タイプ(スキンシップをとる)
└娯楽タイプ(趣味嗜好を追求)
└造形・想像タイプ(1つのことに集中する)
└転換タイプ(まわりの環境を変える)

④眠るだけでは休養にならない
・生活リズムを整えることが病気を予防する
・ノンレム睡眠が少ないと認知症になる
・寝すぎると骨格筋の筋タンパクが減少する
・夜に強い光を浴びない

⑤新しい「休み方」を始めよう
・仕事がひと段落しなくとも休む
・手帳を土曜日に開くようにする(日曜日に開かない)
・疲労感をレコーディングする

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