イースト菌と仲良くしたい●20.4.5●今日のどうでもいい話
おはようございます!
粉を使った料理が大好き!出来たらずっと粉を触って料理していたい、とりよせちゃんです!
ほんとに、粉物大好きで、パンはもちろん、ピザ、うどん、お好み焼き、たこ焼き、パスタ、クッキーもケーキも、
私にグルテンフリーは無理なのです。
今までパンは食べる専門でしたが、去年、初めてパン作りに挑戦致しました。
その経緯をお話します。
●イースト菌がわからない
色々な粉物が大好きな中、私の生活で外せないのはパンです。
昨今のパンブームで地元にも美味しいパン屋さんが増えました。
私が住んでいるところは、パン屋さんの数も全国トップクラス!
美味しいパン屋さんを見つけては買いに行き、食べて、好みのパンを探すのって、パン好きにはたまらない楽しさがあると思うんです。
美味しい自分好みのパンを見つけた時は、宝物を見つけた気持ちと変わらないくらい。
そんな中、普段から料理やお菓子を作っている私としてはパンも作ってみたい!
パン屋さんで食べる本格的なものじゃなくても、家で軽く食べれるものでいい、作ってみたい!
と思うようになりました。
ですが、レシピ本を買おうと検索をかけたり、本屋さんに立ち寄ってみたものの、たくさんのレシピ本がありすぎて、どれを買えばいいのかわからない…
じゃあネットで検索してみようと検索したはいいものの、レシピが全然理解出来ない…
なぜなら"イースト菌"という単語、発酵するということ、そこからのガス抜き…
え?????(←私の頭の中)
パンを作るなら当たり前のことだし、当たり前のことのように書いてあるけど、パンを食べる専門として生きてきた私には、その当たり前がわからない!!
イースト菌で、膨らむ…
発酵する…発酵って何?
ガス抜きする…どうやって?
全然意味がわからない、わからないことがあると、もうやる気半減…やる気半減が早い!
ホームベーカリーを買えば手っ取り早いかもしれませんが、飽き性である私がホームベーカリーを買うのは危険です。
すぐに部屋の片隅で埃をかぶる運命に限りなく近い気がする。
そう思って、手捏ねで作れるパンのレシピを探しては見てるだけ。
パンを作ってみたい気持ちはあるものの、"わからない"を理由にずっとパン作りを諦めていました。
●イースト菌を理解したい
でもやっぱり、パンを作りたい、作ってみたい、という気持ちを心の隅においていた去年の春、いつも行っているパン屋さんのお料理教室が限定で3回のみ開催される事を知りました。
もともと、そちらのパン屋さんは知り合いの方が曜日限定でパンを販売していているパン屋さん。
しかもそこのパンは本当に美味しい!
ハード系のパンが主にあるのですが、いつも並んでいて、思うような商品を買えないことも多々ある人気店!
パンももちろんですが、サンドイッチの具材が最高に美味しいんです。
もう、センスが良くて、オシャレで、尚且つ美味しいパン屋さん。
これは行きたい!
行って是非、パン作りを間近で見て理解したい!学びたい!
そう思って、すぐに開催するカルチャースクールに電話したところ、なんと予約が取れたのは、最後の一回の半年先!さすが人気店!
それでもいい、それを楽しみにすればいい、と思い、滑り込みで予約を入れました。
●イースト菌と初めての触れ合い
パン教室の予約を入れて半年後、まだ夏が続いているような暑さが残る日、私は初めてのパン作りに。
というか、そもそもお料理教室自体、初めてですね。しかも1人で…。友達誘えばよかったかな。
不安を抱えながらもいざ、教室へ。
今回、教室で教えてもらえる料理は、
⚪︎バンズ
⚪︎シナモンロール
⚪︎バンズに挟む鶏ハムと紫キャベツのコールスロー
バンズとシナモンロールは成形の段階で変わるだけなので、生地は一緒です。
今日のお話は、"イースト菌との触れ合い"なので、お料理の材料や細かい作り方は省きます。
では、パン作りから。
お料理教室では、お家で簡単に出来るというのが前提で、ある程度はワンボールで一次発酵まで進みます。
ボールに粉類を計量しながら入れて、遂に私の苦手なイースト菌が登場。
初めての触れ合いです。
イースト菌は小さい器にいれ、水を含ませてから混ぜる。
なるほど、イースト菌はこうして使うのか。
ここで、イースト菌は生きているものだと教えてもらいました。
菌、だから、気温や湿度によって発酵時間も変わると。
ただ、そんなに神経質にならなくてもいいとも言われました。
(もちろん、お店で販売しているものは手の込んだ商品ばかりですが、今回はお家で簡単に、が目的だということもあると思います。)
あー、よかった、神経質にならないといけないお料理だと、お家で作るときに気軽に作る気になれません。
水を含ませたイースト菌も粉の方に混ぜ、混ぜ方、生地の捏ねかたを教わりました。
ここから一次発酵です。
一次発酵は冷蔵庫で8時間から12時間程寝かせるという形でした。
さすがにお料理教室でこの時間を過ごすわけにはいかないので、先生が作ってくれた生地が登場。
一次発酵を終えた生地の、なんとふわふわなこと!
ずっと触ってたーーーーーい…
そこからガス抜きをします。
ガス抜きは、思っていたよりもずっと単純で、とにかくボウルの中で力を入れてぎゅっと押していく感じでした。
言葉や文章にして書くのは難しいですね、こりゃレシピにも、"ガス抜きします"とだけ書きたくなるな。
ガス抜きが終わると成形して、二次発酵へ。
二次発酵は30分程度です。
その間にバンズに挟むおかずを作りました。
二次発酵が終わると、焼きます!
焼いている時のパンの匂いよ〜、炊き立てのご飯の匂いと同じくらい幸せの香りだわ〜。
あー、一生嗅いでいたい。
焼けたパンはおかずを挟んで、出来上がったシナモンロールと一緒にその場でいただきました。
ボウルで混ぜた方の生地はタッパーに詰めてお家で一次発酵を済ませ、焼く、ということで持ち帰りました。
こちらも次の日、綺麗に焼けました。
●イースト菌との和解
こうして、イースト菌との触れ合いに成功。
後日、改めてレシピを再現すべく、イースト菌を購入し、最初から最後まで自分で作ってみることに。
お料理教室で使用したイースト菌とは別の物でしたがうまく膨らみ、なんとかパンの形にはなったものの、焼いてみると中が焼けていなかったり、固くなったりで、まだまだイースト菌の全貌は見えておりません。
これは理想のパンに辿り着くまで何度も作ってみないといけないな。
イースト菌と仲良くなるには、時間がかかりそう。
それでも、もうイースト菌を見て見ぬフリしたりしない。
イースト菌の心の扉は開きかけた。
時間はかかってもイースト菌を理解したい。
いつか美味しいパンを焼いてやる!!
それまでは、美味しいパン屋さんを巡りながら、少しずつ距離を縮めようじゃないか。
そう思った、2019年、秋の始めのお話でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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