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杭なき人生に

できないと思われる事をビックリするぐらいできるようにしてやる!
そうすれば誰も馬鹿にしてこない。
必死に、文武両道を目指した中学時代。
何でもかんでも口が軽い母親(本当は子どもの状況を先生などに理解して欲しいと言う理由があった)。

誰も頼れる人がいない。

だから「正しさ」に頼った


争いなく。
迷惑かけない。
提出物は期限内に。
遅刻しない。
文武両道を目指す。
遊美すぎない。
自律する。
謙虚であること。


そんなんだから
授業中ふざけてるやつが、気に食わなかった。
先生に迷惑をかけるなんて、最低だ。勉強したい人もいるのに。

ふざけるな!

心の中で叫んでいた。
ふざける人のノリには乗らなかった。
結果孤立した。

自分の正しさを証明したくて必死に勉強も部活も頑張った。
でも
同時に自分が得意なこと、できることをみせると
自慢しているように思われる。煙たがられる。


だから、誰も馬鹿にして来ないぐらいすごくなってやろうと思っていた。
苦しかったし、必死だった。

結果的に、たまたま全校集会で美術、書き初め、部活3つとも一気に賞状をもらえる機会があった。
全校の前だったので、当然目立った。
しかし、そのどれもが県大会出場や県展出場レベル。

証明し切れない。自分の正しさ。

いじめは悪化した。


自分が全国で一番になれない悔しさ、
社会的に認められ、目立った嬉しさ
それも束の間、より孤独感の増す生活。
道はひとつしかなかった

より強く、より上を。もっともっとと求めるようになった。


だから、
自分の余暇の時間の使い方がいまいちわからない。
やりたいことを自由にやる感覚があまりない。

何も生まない。生産性のない活動は、自分の存在の証明ができなくなる。
そう思ってた。
今はどんな自分も価値がある。そう思えてきている。
だから
やりたい事をやる。これがあると
メリハリがつく。笑顔が増える。人と交流できる



今から、もっと遊べばいい

周りの目は馬鹿にされるかもって怖くった理、まだまだ気にもなるけど、
もう杭にはならない。

トロトロオムレツ作ったり。
砂浜でひたすら全身埋まるくらいの穴ほってみたり。
ひたすら、原始的な方法で火付けてみたり。
筆ペンでしょーもない事書いてみたり。
謎に10時間かけて40キロ歩いたり。
木を彫刻刀でテキトーにほってみたり。たりたりして。

気づいちゃったこと。





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