青唐辛子味噌
夏場の畑は楽しい。
春頃に畑を耕して肥料を混ぜておき、苗や種を買ってきては植え、たまに草を刈る。
これで夏から秋には収穫、というわけ。
手間がかかる野菜は害虫対策や水捌けを気にしたり何かと大変なのですが、わりと丈夫な種類だとほとんど手入れをしないでも育ちます。
まぁ、「手入れすればもっと美味いよ!」などとなるかもしれませんがそこまで手間暇かけられないので…
趣味でやる分には問題ない。
今現在、ナス、トマト、スイカ、唐辛子が育っていて、ジャガイモは無事収穫しました。
失敗したのは豆類と落花生…
まあ仕方ない。新たに枝豆を植えました。
収穫したジャガイモ
どうせピンポン球ほどのサイズだろうと悲観していましたが、握り拳ほどのサイズもいくつかあり、正直大成功でした。
これほど獲れるんなら、来年にはもっと
畑の規模を広げよう。
唐辛子もたくさん出来ています。
唐辛子は好きなので干しとけば年中使い道があります。
しかし、今の時期でしか味わえない青唐辛子も魅力的。
赤くなる前に青唐辛子の段階でも活用しようと考えました。
以前青唐辛子を酢に漬けて、青唐辛子酢として使ったことがありましたが正直なところさほど美味しくなく、青臭い酢と言った印象で辛さもほとんどなかった。
作り方がまずかったのか。
収穫した青唐辛子
今回は青唐辛子味噌を作ってみることにしました。
おかずやオツマミとして食べたり、ごはんに乗せるやつもありますが、今回はタレとして使えるものを作りました。
レシピです。
青唐辛子 20本ほど
すりごま 大さじ2杯
クルミ 適量
濃口醤油 大さじ4
味噌(だし入り) 200g
おろしにんにく 大さじ2
おろししょうが 大さじ1
塩 小さじ2杯
これらをミキサーにかけます。
唐辛子はヘタを落とし半分に切りました。
これは包丁で刻んだ方が良いかもしれません。
しかし、素手でやると手が半日くらいヒリヒリします。
手袋必須。
これでも粘度はもとの味噌に比べてややサラリとしたくらいです。
もっとサラリとさせたい場合、醤油に大さじ2杯の酒を煮切り、追加するとサラッとすると思います。
酒は一度火を通しましょう。
で、食べてみた。
今回豚肉の切り落としが冷蔵庫にあり、それで豚肉炒めを作りました。
サラダ油で豚肉を焼き、火が通ったタイミングで味噌を大さじ1入れ、料理酒を少し。
間違いない味でした。
青唐辛子の辛さがほんのり、じんわりとくるくらいで辛すぎず、ちょうど良い。
お酒よりご飯って味ですね。
焼肉のタレに近い印象。
クルミを入れたのでグッとコク深く美味い。
オジャコと和えておにぎりの具にも良い感じ。
焼きおにぎりに塗るのも良いな。
画像にあるビン二つ分は出来ます。
お好みでアレンジしても良いと思います。
赤い唐辛子が獲れたら、次回はタイの卓上調味料であるプリックナムソム、プリックナンプラーを作ります。