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【絵本をつくってみよう・6日目】もうひとりの主人公のおうちが完成(仮)

前回はこちら:

今日は一枚絵のページのお話。

絵本の5ページ目にあたるページができた。
4日目で作成したのとは、またすこしだけちがった手法をとったので、メモしておこうと思う。
できあがったのはこれ。

今回は明るいおさかなのおうちなので、窓が必要だった。
今日はほとんど、窓のお話。

どんな道を歩くとこれができるのか、たのしみだね。
今日の作業はこんなかんじ。

1. いつもどおり、ラフのラフから

まずはじめるまえに、4日目の記事を読んでもらえると、手法がすこしだけ複雑化しているのがわかって、たのしいかもしれない。あるいは、たのしくないかもしれない。それはわたしにはわからないことだ。

ようやく本日の内容にうつるとしよう。
さて、毎度おなじみ、わたしの洞窟壁画を紹介するコーナーです。

今回の壁画はこちら

毎度毎度、見られたもんじゃない。まずはこれをAIにそれっぽくしてもらう。
こんなかんじになったよ。

かわいく、あかるい部屋をえらんだ。
右下はバナナの山がいいなと思ってプロンプト(AIへの注文)を考えたけど、
うまくいかなかったので、あとで手直しする必要がある。

さて、ずいぶんいいかんじの部屋ができあがりました。あかるく、エネルギーがあって、ミー(二人目の主人公)にぴったりなお部屋だ。
ただし、この絵本は海のなかのお話だ。窓の外が原っぱでは少々、具合がわるい。どうするかを考えたわたしは、とりあえずコーヒーをつくることにした。

2. 窓のそとについて:AIにお願いする下準備のメモ

窓のそとは、海の下であってほしい。そして、街並みが広がっていてほしい。海底都市ならぬ、海底村くらいのかんじで。考えた手順は以下だ。

1. まずは窓のそとの景色をAIに作ってもらう(A)
2. 画像編集ソフトで、部屋の画像から、窓のそと部分だけを切り抜く(B)
3. 用意した画像(A)(B)はめこむ
4. 仕上げとして、AIに手直ししてもらう

おおまかな流れはこんなかんじ。
上にあげた部屋の画像を、そのまま直接AIに直してもらってもいいのだけど、構図などはこちらで用意しておいたほうがうまくいくことがおおい。
というわけでこんな、まわりくどい手法をとったのだ。
実際のあしあとをしらべてみよう。

3. そうと決まれば画像を用意しよう

いろいろとやった結果、こんな画像を3枚使うことにした。
まずは窓のそとの景色。

かわいいね!
上の手順でいうところの(A)

ついでに、主人公2であるミーはこんなおさかな。

500枚くらい作ってもらった中からえらんだよ。

さきほどの部屋の画像は、あらためて、こんなかんじ。

さっきのやつ。
上の手順でいうところの(B)の原型となる。

さて、これらを編集してひとつの画像にまとめよう。

4. 編集ツールで窓のそとをはめこむ

五日目でやってみた、編集ツールの使い方をここでも再度つかう。

簡単にここでも説明すると、この画像編集ツールというのは、いろんな画像をあつめて、切ったり貼ったりすることができる。さらに、一時的にひとつの画像の透明度をあげたりさげたりして、トレーシングペーパーみたいに重ねることもできる。たとえば、こんなかんじに。

下に景色の画像を敷いて、上に薄くした部屋の画像をのっけるようなイメージ。

部屋の画像を薄くして、上からかぶせてるイメージだね。
薄くした部屋の画像をきちんと濃くして、おさかなを配置すると、ほとんど完成だ。

窓から景色が見えてるみたいになったね!

これを基本にして、あとはAIにお願いして、こまかいところを直していく。

5. あとはAIで

まずは全体的なトーンを整える。

光のトーンみたいなものが、いくぶんかマシになった。
こまかいジャギジャギしたところも、きれいになったね。

それから、細かいところを指定しながら要望を出していく。

おさかなの下にかぶっていた植木鉢?を消したり、
テディベアをバナナにかえたり、
窓の外の景色をすこしぼかして自然にしたり、
そういう微調整作業。

これで完成だ!
これをアップスケール(おおきく、高画質にすること)して、文字をいれたら、完成だ。

きにいっています。


次にやりたいこと

前々から構図やお話の内容は考えていたとはいえ、毎回あたらしい試みを実践してみて、それを次にもいかせるというのは、たのしい。
すこしでも心得のあるひとからすれば、基本的なことなのだろうけど……
このあとはひたすらにページを作っていき、見開きのページに挑戦することになる。
ほんとうは見開きのページを作るまでは書かないつもりだったのだけど、ついついうれしくて書いてしまった。
われながら、とっても健康的な書き方だとおもいます。

なんとかその日のうちに記録もできてよかった。
では、また天気のよい日にお会いしましょう。
またね!

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