ふるさと宅配便2024
お歳暮、お年賀の贈り物に毎年40パックくらいの注文を頂きます
俵山で採れる素材をつかったもの、俵山の人の手で作られたものを集めましたが、「俵山温泉の素」は長門市観光コンベンション協会が発売する製品で、温泉水の分析値を基に配合された粉末状のもの。これは俵山温泉の源泉ではありません。
詰め合わせは2種類あります。
まんぷくセットは清酒ほれぼれを含みます
さとやまセットはアルコール類が含まれません
価格はいずれも発送送料込みで5,000円(税込)。
但し、お届け先が沖縄、東北、北海道の場合、追加料金が発生いたします。この企画を担当するスタッフは、顧客の発送先データから数量を予測して、かかる送料と原材料費をぐるぐる計算。いろいろと値上がりしてます。ゆうゆうグリーンが赤字にならないよう攻めた詰め合わせなのです(笑)
なので、販売にあたり当方の利益はほぼゼロ。
俵山の空気を少しでも感じていただけると嬉しいなと思います。
毎年ご注文下さるお客様は俵山地区民が過半を占め、他は市内、県内で俵山小学校に赴任経歴のある教諭さまなど、縁のある方が多いです。これまで扱ってきた詰め合わせの素材、毎年なにか失うものが出ています。
自然薯を畑で作り続けていた高齢の農夫が数年前に逝かれ、芋とむかごを失いました。俵山豆腐を製造し、ナスのからし漬けや味噌を仕込んでいた加工センターが閉じました。自家製のもち米でかき餅をこさえ、七輪で手焼きしてくれたおばあちゃんの体力が小さくなりました。かき餅ファンがたくさんいらっしゃいます。たいへん申し訳ないのですが、この冬の便に収めることが出来ませんでした。
ゆずきち搾り
産まれるものもあります。長門市は山口県オリジナルの柑橘「長門ゆずきち」の最大産地。俵山は多くの生産者が存在し、ひとつのグループが手絞りで100%果汁の瓶詰めを作ります。この製品は里山ステーション俵山、道の駅センザキッチンなど市内の限られた場所でしか販売できないほど生産量が少ないもの。9月から毎週2日、里山ステーションの調理室にメンバーが集まって、採れたてのゆずきちを持ち寄って搾る搾る搾る。この時間は調理室の香りが事務所まで届き、最高に贅沢なオフィスで過ごせます。
実生ゆず茶
冬は寒い地域なのに柑橘を植えている方は多く、特に柚子は実生がいたるところにありますが、管理されていないため背が高くなり収穫に労力を使います。わたしたちも収穫を手伝います。あつめた柚子を薄くピールにし、調味液を加えて煮詰めたものがゆず茶。大羽山に実家がある金川さんの製品です。
コシヒカリ
(農)ほたるファーム俵山が栽培するコシヒカリは特別栽培米。穂垂米のブランドで流通している米です。
ふるさと便のコシヒカリは上政地区のコメを精米しています。紙袋のデザインがポップで愛らしいでしょ(インスタ写真の左端)。デザインは静岡県在住のサノユカシさん(インスタも)。俵山地域おこし協力の初代隊員、小坂さんの友人です。彼がここに着任した3年間にユカシさんもいろんなことを手伝って下さいました。
となりに並んだほれぼれの旧パッケージデザインが懐かしいし、野草茶も当時はこんな売り方だったんだね。
純米吟醸酒ほれぼれ
ラベルがリニューアルしてこちらになりました。
漆黒のボディーに───と書き出せば怪獣8号になってしまいますが、このボトルは吟醸感ありありです。イセヒカリという俵山産の酒米を使い萩市の中村酒造に醸造を依頼しています。このお酒も小売店で買うことが難しい。なにせ生産本数が少ない。ふるさと納税サイト各社で扱われますが、寄付付きで1本1万円ではお買い求めにくいかと。売っているのは俵屋商店、湯久里倶楽部(以上俵山湯町)、里山ステーション俵山(大羽山)。720mlボトルで1,650円(税込)です。
俵山野草茶
「仕合わせお手紙」サイトでも通販されています。
ふるさと宅配便のさとやまセットに入るのはチラシ写真のパッケージで、乾燥野草茶5グラム入りのティーパック6袋入。
みっつの種類からアソートで1袋入ります。
どくだみブレンド(どくだみ・よもぎ・すぎな・青じぞ)
いちょう葉ブレンド(いちょう葉・どくだみ・よもぎ・すぎな・青じそ・レモングラス)
なたまめブレンド(なたまめ・どくだみ・青じそ)
大羽山在住の婦人が主催する「かかしの子」グループが10年以上前からコツコツと作っていました。温泉街やイベント会場などで活動を続けて愛飲者を増やし、効果は個人差がありますが何度も俵山を訪ねる方がいらっしゃいます。自然に生える野草を採集するので欠品する時期が起こり、ふるさと宅配便のために20パックをキープして頂きました。今年から当法人理事の河野八千代が運営するベジふるトレインで販売しています。
鹿そぼろ
ふるさと宅配便の新メニュー。昨年のフリーズドライしし汁に次いでSD-WORLDが企画した俵山ジビエ。鹿は俵山他の近隣から猪鹿工房”想”に持ち込まれます。鹿に戸籍はありませんので俵山産と表示できず「山口県産」。房総半島のキョンほどではないけどほんとに多いです。俵山の夜道を車で走るときは用心してください。SDさんが運営する食事処「たべ山」メニューの鹿そぼろをつかったご飯、あれは絶賛。猪チャーシューチャーハンよりわたしは鹿そぼろ飯を好みます。あの味が再現されました。