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固定観念が大人の行動を制限している件について



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☆『既成概念』/Roco☆

蟻の行列をじっと観察したり、
水に浮かんだ油膜を、
ペンの先で集めてみたり、
雨が降る中、
傘を差さずに空を見上げてみたり。
すると、「子どもじみてる。」
と言われてみたり、
はたまた、「大人になりなよ。」
といわれてみたり。
だけど、やりたいことに
年齢制限ってあるのかな。
本当の自分は、いつの間にか
殺されてしまっていたようだ。


「大人になりなよ。」
よく聞くセリフです。

この“大人になる”とは、
“精神的に成長する”という意味で
使っていますが、

場合によっては、
既成概念や固定観念を、
知らず知らずのうちに
強要してしまっていることが
あるかもしれません。

たとえば、
大人になったら、定職について、
結婚適齢期になれば、結婚して、
子供がいて、男は生活費を稼ぎ、
女は家事をして、家庭を守るという、
ごく一般的な形です。

仮に、
この中の一つでも欠けていたとしたら、
何とかしようと焦る人は多いと思います。

というのも、
結婚していない人のことを、
「結婚できない人」
子どものいないご夫婦を、
「子どものできない人」
そして、
定職についていない人を、
「能力のない人」、
とみる人が少なくないからです。

無意識に、
こうであるべきとする事柄は、
人々の行動を
制限してしまっている
かもしれません。

つまり、
しなければならない事としてしまう以上、
それが最優先であって、
やりたい事と思い込んでいる場合もある
ということです。

それが本当にやりたい事なのかを、
よく考えてみる必要があると思います。

そもそも、結婚適齢期だからといって、
本当に結婚したいのでしょうか?

周りがどんどん結婚していくから、
結婚したいと思っているとしたら、
それはよく考えてみる必要がある
思います。

結婚したい人がいないのに、
わざわざ結婚相手を探して
結婚するという行為は、
結婚というものがどういうものかを
分かっての事ということでもあると
思います。

しかし、実際は違います。

結婚の何たるかを熟知してるならば、
あの離婚率の高さはありえない

ということです。

固定観念に振り回されて、もしかしたら、
大事な自分の時間をやりたくない事に
使ってしまっている
かもしれません。

今一度、既成概念や固定観念は、
自分にとって本当大事な事なのか
検討する必要があると思います。

あなたが子供の頃、
思い描いていた未来は手に入りましたか?

そんなものは、
ごく一部の人のもの
であると、
簡単に諦めてしまっていませんか?

それは、周りの人から言われ続けて、
そう思い込んでいる
だけかもしれません。

ドリームキラー存在は大きかった
かもしれませんが、

可能性を潰したのは、最終的な決断を
下した自分自身だったかもしれないのです。

これからは、
周りに合わせるのではなく
自分の本当の気持ちを確認する習慣
つけてみてはどうでしょうか?

時代の変化とともに、
今までは諦めていた事が、
できるようになってきました。

固定観念に縛られていると、
チャンスを逃す結果になりかねません。

本来やりたかった事に挑戦してみる。
あるいは、
やりたい事を優先することを心掛ける。

そうやって、
素の自分に戻していく必要があります。

そうすれば、結婚適齢期だから結婚する
というのではなく、結婚したい人と
結婚したい時に結婚することができる
でしょう。

そもそも、
やりたい事に年齢制限なんて
あるのでしょうか?

それを、
「子どもじみている。」と言う人が
いても、それはその人の考え
です。

価値観は人それぞれ。

人目を気にせずというのは難しい
かもしれませんが、
やりたい事を諦めずに、
自分の考えを大切にしていくことが、
本当の幸せに繋がっていくと、
私は常々思っています。

柔軟に考えられるようになれば、
その先に待っているのは、本当の自由です。


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