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生活介護の看護師をしています。

支援学校に通う2人の子どもを育てていて、自身の仕事も障害福祉。

新型コロナ流行の中、進路先に悩み中。


ケニーさんが障害福祉サービスの生活介護についてブログに書かれてあるので、一度読んでみてほしい。


子どもの進路に関して見学した事業所のこと

私が見てきた(子ども達の進路で見学してきたもの)の中に生活介護もあった。

ここで言う生活介護は、軽作業をおこなっている生活介護。

集団生活に慣れるための支援や作業に向き合う姿勢、気持ちが崩れてしまった時に適切な対処法を教えてくれたりもする(はず)。

就労施設への行政からの風当たりが強くなってきていた(作業内容への指摘や工賃をめぐるナントカカントカ…)等の理由で、就労継続支援B型と合併させてしまっているパターンが多くみられた。

(もしかしたら多くの事業を展開していた大きな社会福祉法人だけかも)

これにはかなりショック。学校に置いていたパンフレットにはそんなこと書かれてなかったから、就Bのつもりで見学にいったのに。

当然のことながら工賃は生活介護が基準だそうな。

我が子の状態から就Bを選択したのは、彼女の進路実習などの様子から、本人と決めたことで、将来自立したときの経済面も含めてのことだった。

生活介護が悪いとかどうとかではない。ただ、金銭面は本人のやる気にも将来にも大きく影響する。

工賃だけで決めるつもりももちろんないが、パンフレットの更新がなされていないことへの不信感もあり。

あとは、たまたまなのか……とにかく利用者さんが多い。良く言えばにぎやかでとても楽しそう。良くない言い方だととにかく騒然としていて聴覚過敏のある彼女には厳しすぎる環境だった。

なので、就Bのみの少人数の事業所に決めた。


私の勤めている生活介護のこと

さて本題(でもない)。

私は障害福祉の生活介護で看護師をしている。

実情では重度心身障害者の利用者さんが多い。なので看護師は常に2名体制(に最近なった)。

でも精神疾患の方もいれば視覚障害の方もいれば強度行動障害の方もいて。

歩けるかた、走り出すかた、コミュニケーションが表情でしかくみ取れないかた…。まるでサラダボウルのようにごちゃまぜな感じ。

一見危うい印象のようで、わりとそうでもなく、メリットも多い。

内職を利用者さんみんな巻き込んだ会話で進めてくださるかた。走り出す利用者さんをみて「元気やね」と言ってくれるようになった精神疾患のかた。いわゆる寝たきりの利用者さんが声を出すと返事してくださったり、構音障害の利用者さんの機能訓練に付き合ってくれる進行性難病のかた。

金子みすゞさんではないが、

みんなちがってみんないい

があふれている。

まとめ

生活介護という進路先にはいろいろありますよー。

軽作業しているところもあれば、機能訓練や入浴のニーズに重きをおいているところ、レクリエーションなど日中生活をいかに楽しく過ごすかを考えているところ。

いろんな事業所の、いろんなところを見てほしいなと思いますー。


私は。

利用者さんにとって、生活介護というものに何を求めるか。どれだけ利用者さんの生活に影響を及ぼすか。どこまで利用者さんの生活の中に入り込んで支援できるか。

そんなことを考えながら仕事しています。



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