武田真治 (死を考えるなら)死ぬときはお金を残しちゃいけない 婦人公論.JP
心が疲れたときは、現状から逃げてみることも大事だと思います。あのまま東京にしがみついていたら、もっと心がすり減って、もっと体も壊していたかもしれません。
散財で知った「生きる楽しみ」
大伯父さんは、そのとき、もう一つ大切なことを教えてくれました。
「どうしても死にたいなら死んだらいい。ただ死ぬときはお金を残しちゃいけないよ。そうしないと、残された者が悩み苦しむからな。なぜ死んだんだって」と。
すぐには言葉の真意を理解できたわけでもなく、むしろちょっとやけになって、手持ちのお金のほとんどを使って、そのときの最高級のベッドを購入しました。
それまで硬いシングルベッドだったから、それが本当に寝心地がよくて、熟睡できる。よく眠れるようになると、食欲も出てきます。ちゃんと食べたら、体力も持ち直す。そうすれば気持ちがどんどん晴れていく。
今度は「あれも欲しいな。お金を貯めなきゃ」「これも買おうかな。今度お金が入ったら」となり、再び働く意欲が芽生えてくるんです。
生きるうえでは、お金を使う喜びを知ることも必要なんでしょうね。「もし死ぬなら」とすすめられた散財で生きる楽しみを一つ知ることになりました。
※本稿は、『上には上がいる。中には自分しかいない。』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。
死を考える人に、お金を使っていく発想があることに考えさせられました。
出典がしめせれませんが、本屋に行ったときに、死を考えるなら、同じようにお金を使っていろいろしてみるように勧める記述を見つけました。
一年ぐらいお金を使いたいだけ使って、それでも死にたいなら考えたらいいというニュアンスの本の記述だったと思います。
お金よりも命の方が大事ですよね。
もう、出典示してまとめるのを諦めつつあります(笑)。
マットレスはコスパの面でニトリがおすすめです。
未来の自分のために。
心が動いた記事を共有します。
愛を込めて。