「やったことリスト」を作る
今年の目標、というか今年からやることとして、「やったことリスト」の制作というものを考えました。
世間的には「やりたいことリスト」を作るのがふつうなのかもしれません。実際すでにスマホのメモ欄に設けていて、定期的に活用しています。「優先してやりたいこと」と「いつかやりたいこと」に区分していますが、それぞれに時間と労力がかかるのでほとんど進められず、最近は増えるだけになってきています。
この「やりたいことリスト」、今の状態はとりあえず置いておいて、最終的には完遂して綺麗さっぱりなくすことが目標なので完了したものはリストから消していきます。残るのは自分が得意ではなかったり、面倒くさいと思っているものばかり。ことあるごとにそれを確認しながら、何もできない自分にうんざりしていても、モチベーションがどんどん下がっていくだけです。
そこで考えたのが「やったことリスト」。やりたいことリストから除外されたものを代わりにこのリストに書いていくという流れです。終わったことに縋っていても何も変わらない、次のステップに進むべきだという考えからこれまでは作っていませんでしたが、改めて考えてみるといいことずくめではないかと思うわけです。
まず1つ。
自分のやったこと、成し遂げたことを書いていくので、見返すたびに自信が増していきます。自分はこんなことができたんだから、これからもなんとかやっていけるはず、新しい挑戦も無理ではないはず、と過去の自分からエールをもらえるのではないかと思っています。
僕は自分の書いた過去のツイートを好きで読み返すような人間です。「あなたのツイートを一番よくみている人は誰?診断」の結果に自分が表示されて赤面したことがあるくらいなので、読まずに終わることはないと踏んでいます。定期的に確認して自分を鼓舞したいです。
続いて。
物事の達成にかかった時間を記すことで未来の自分に参考データを提供することができる、このメリットは大きいと思っています。これは特に周期的に行われるイベントにおいて本領を発揮します。
高校時代、テスト直前になって、(過去の自分はもっと早くから勉強をやっていて、テスト前のこれくらいの時期はもう呑気に仕上げとかしてたような気がするな…) と思うことがよくありました。何度も行うことになるイベントでも、時間がたつとその詳細を忘れてしまい、毎回不安が襲うことになるわけです。
そこで、これからもやることが決まっている課題 (今なら、ゼミのスライドの作成や小説の読破にかかった時間など) を所要時間と共に記載しておけば、次の機会にハラハラせずに済みます。日にち単位で書くだけでも、どれくらい前から始めれば完成させられるかがわかり、予定も立てやすくなります。所要時間を感覚で思い出すことができない僕のような人間には、大きな意味を持つものだと思います。
最後に。
これは長期的な観点になりますが、コレクション的な楽しみがあるのではないかと思っています。やりたいことリストはどんどん数を減らしていくことが目標になりますが、やったことリストは日が経つにつれ容量が大きくなっていきます。バッグクロージャーや漫画を読むためのポイントを集めて喜んでいる僕のようなタイプの人間には、増えていく項目を眺めて楽しいと感じることも容易いはずです。一年ごとにリストを新しいものに替えて、年毎の比較をするのも面白いかもしれません。
最後に新年はじまってから今日現段階までのやったことリストを記して終わりにします。どのレベルのものからリストに書くかは、ひとまずフィーリングに任せることにしておきます。
1年経ったらどれくらい増えているか楽しみですね。
おわり。