「わるい本」の不思議な魅力に惹かれて
先日、研究室でこんなことがありました。
2つ上の先輩が使っているポーチに書かれたキャラクターに見覚えがあったので
「それ知ってますよ、『わるい本』のわるものですよね」と言ったところ、相手方はそれまで当てられたことがなかったとのことでたいそう喜んでくださいました。
出身も年齢も違う2人を不思議に引き合わせたこの「わるい本」とはいったいなにものなのか、今日はその知られざる魅力に迫ります。
私とわるい本との出会い
私が初めてその本と出会ったのはたしか小学生の頃。熱を出して病院に行き、薬をもらうためにしばらく滞在する薬局の中にその絵本はありました。
わるい本という興味をそそるタイトルに思わず手を取ってみた私。初めて読んだ感想は、正直にいうと「なんこれ」でした。
基本的にはオリジナルのキャラクターを描いたイラストによる漫画のような形式で構成されているのですが、中にはそのキャラクターを使った実写の写真もあったり。随分前のことなので鮮明には覚えていませんが、そんな感じだったと思います。ローマ字があったりノンバーバルなコメディ要素があったり、若干小学生には難しい部分もありまして。
それでも不思議と魅せられてしまいました。薬局に行くたび手に取り、こんな展開があったな、こんなキャラクターがいたよなと無意識に復習をするようになりました。あれからもう10年近く経つと思いますが、それでもしっかり内容を覚えていたのはそのおかげかもしれませんね。
コンセプトは「悪」
大まかな流れとしては、いろいろな「わるいこと」がオムニバス形式で描かれているというもの。どのキャラクターもキャッチーでどこか憎めないのがいいところ。
主要メンバーの「わるもの」はとにかくわるいやつで、イタズラしたりネコババしたりと好き放題。でも言い過ぎてしまったら「あんま気にしないでね」と優しくなっちゃうところを見ると、ちょっといいやつなのかもしれないと思ってしまいます。
わるものと対をなすメインキャラクターが「うそつき」。こちらはとにかく嘘をつくのが大好き。ホラを吹いてはニヤニヤ笑う、いけすかないやつではあるんですがそれも可愛らしいんですよね。
個人的には「わるいひとたち」が一覧で書かれているページがお気に入りでした。
「もんくたれ」ってなんだ?「いんき」ってなんだ?と、知らない語彙もありながら、各キャラクターを紹介するマンガを読むとなんとなくその意味がわかったりなど、子どもでも読みやすい工夫には今さらですが唸ります。
買っちった
書いてみると意外と楽しいもので、また読みたくなってしまいました。とはいえもうあの薬局にお世話になることはないでしょうし、どうせなら自分の手元に置いておきたい。ということでAmazonで探してみると、なんと160円で中古品が売ってました!送料はかかるみたいですがまあいいでしょう。
てなわけで迷わずカートに入れました。あの本が時を超えて私の元にやってくると思うと今からワクワクですね。来週末にAmazonの感謝セールがあるらしいので、意味があるかはわかりませんがとりあえずその時まではカートに留まってもらおうと思います。急ぎのものではないですし。
興味持たれた方はぜひどうぞ。リンク貼っときます。
それからグッズも発売してるみたいです。こちらもよければ。
あ、一応確認ですが回し者じゃないですよ。ただの理系大学生です。
それではこのへんで。
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