目標と挫折
前々回の記事で、ちょっとしたことから始めようと書いていますが、その『ちょっと』が思いつかない方、目標がどうしても高めになってしまう方に、表題の件でお伝えしたいと思います。
それは、
やり方を見直す。
です。
これもまた、運動からみていくと分かりやすいでしょう。
例えば腕立て伏せ。
世の中には、100回以上できる人がざらにいます。
もちろん、普段腕立て伏せをしてない人には、夢のまた夢であり、やる気も起こらないでしょう。
これを挫折値と名付けました。
では、できそうな数を見極めるには?
答えは簡単。
実際に腕立てをやってみて、自分の限界を知ることです。
そして、その数の1.3倍を目標値とするのです。
「いや…1回もできないです…」
という方。
やり方を見直しましょう。
0回なら体を支えるまでか、腕を曲げるまで。
1回なら1回と腕を曲げるまで。
2回なら2回と腕を曲げてちょっと持ち上げるまで。
3回なら4回いけそうなところまで。
4回なら…
こんな感じで、1回区切りで考えず、途中で区切れば良いんです。
「いえ…本当に1回もできないんです…」
と言う方。
もっとやり方を見直しましょう!
膝ついてください。
最初は90度でも良いです。
いわゆる四つん這いポーズです。
徐々に膝と手の距離を開けていき(前のめりの格好)、膝が浮くようにしましょう。
なんか、できそうじゃないですか?
ここまで書いといて何ですが、1.3と言う数値に意味はありません。
大事なのは数字ではなく、
目標に向かって行動を起こすこと。
そして、行動した自分を徹底的に誉めることです!
数値で自分を知り、
やってみて自分を更に知り、
やり方を見直して自分を知る。
目標達成は地道で苦しく、意味があるのかと自分を疑いさえしてしまいます。
でもこれだけは言えます。
深い意味何て、今は要らない。
水が欲しけりゃ川探せ。
川が無ければ、穴を掘れ。
水は出ないが、金が出た。
そんなことだって有るかもしれない。
何がきっかけで、思いもよらないことが起こるのが人生です。
うつ克服のきっかけも、ちょっとしたことから掴めますよ。