ムロツヨシとてちに対する認識を変えた『うちの弁護士は手がかかる』 #テレビドラマ感想文
ムロツヨシがドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズや『親バカ青春白書』、映画『マイ・ダディ』から舞台『muro式』など多岐にわたって活躍しているのはもちろん知っています。
NHK大河ドラマ『どうする家康』では豊臣秀吉役を演じて“狂気”ぶりが話題になりました。
“てち”こと平手友梨奈は欅坂46のデビュー曲『サイレントマジョリティー』でセンターを努めて一世風靡したことも知っております。
女優としても映画『響 -HIBIKI-』や『さんかく窓の外側は夜』、ドラマ『ドラゴン桜』第2シリーズなどに出演していますよね。特にNHK総合の土曜ドラマ『風の向こうへ駆け抜けろ』では主人公の女性騎手役を務めて「難しい役に挑戦してるな」と思わせたものです。
私はそんな2人についてある程度認識していたつもりですが、このほどタッグを組んだドラマ『うちの弁護士は手がかかる』は、それまでに見られなかったような魅力を引き出しているように感じました。
ドラマの設定とキャスティングがどハマり。
回を重ねる毎に、人として成長する天野杏。天野の心を少しずつ開かせる蔵前勉。結果論と言えばそれまでだけど、ムロツヨシと平手友梨奈だからこそ作ることができた世界観のような気がするのです。
ちなみに主題歌とエンディングテーマに起用された、ザ・ローリング・ストーンズの新曲『アングリー』の使い方も絶妙です。
最終回(12月22日放送)を前にして、今さら言うなとツッコまれそうですが、2人の代表作として記憶されるためにも敢えて書かせていただきました。
※トップ画像は『うちの弁護士は手がかかる』公式サイトより
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