BL云々とか吹っ飛んじゃう!繊細な心理描写に引き込まれそう『いやはや熱海くん』 #連休に読みたいマンガ
年末年始に帰省中の娘が読んでいた漫画をすすめてくれました。
「これおもしろいよ」
彼女がこれまですすめてくれた漫画やアニメ、ドラマに音楽などの作品は、7割方私の琴線に触れるものでした。
そんな前例があるので「どれどれ」と手に取ってみたのが運の尽き(誤用?)。
ハマっちゃったのです。
『いやはや熱海くん』(著:田沼朝/ハルタコミックス)
しかも2巻から読んだのに、みるみる引き込まれて1時間足らずで読破。
「熱海くんって、お父さんが帰り遅いと?」
気になって娘に聞いたほどです。
『このマンガがすごい!』オンナ編でランクインしたとか
渡部建から言われたわけでもないのにネットで調べたら(古いネタですみません)。
宝島社『このマンガがすごい!2024』オンナ編 第3位にランクインするほど人気作品でした。
私は『このマンガがすごい!』をよく知らないので「オンナ編」がどんなカテゴリかわかりません。
ただSNSの声を見ていたら「BL」としておすすめしている派と「BL作品にカテゴライズされたくない」派にわかれるようです。
かくいう私は「BL」の意味をマヂカルラブリーのラジオ番組でようやく知ったほど疎い人です。
『いやはや熱海くん』についても高校生の繊細な心の動きを描く視点に興味を引かれたものの、「BL」だから読んだというわけではありません。
登場人物みんなの頭の中が覗ける感じ
主人公の高校生・熱海くんは美形だけど寡黙。何を考えているかよくわからないので、クラスメイトや先輩、友だちの家族までが気になってしょうがない。
周りの人たちもそれぞれが思ったことをこぼしたり、ぼやいたり、あるいは頭の中で自問自答したりするのです。
とんでもない事件が起きるわけでもなく、急展開もないけれど・・・いや本人にとっては深刻なことなのかも・・・
熱海くんが静かに悩み考える姿を見ていると目が離せなくなっちゃう。
心の動きを読み解いていくおもしろさが味わえる作品だと思います。
連休中になんとか1巻から読みたい漫画です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
#連休に読みたいマンガ #いやはや熱海くん #田沼朝 #ハルタ
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