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「天」と「空」からはじまった新年の書初め。家族の願いがズラリ並びました #note書き初め
新年を迎えて初めて毛筆で書をしたためることを「書初め」といい、1月2日に行なうのが一般的だそう。
あるきっかけから一足早く、娘が「書初め」を行ない家族の願いを書いてくれました。
神棚の上に「天」
神棚や仏壇の上に天井があり、その上の階に人が暮らしている場合、天井に「天」「雲」「空」などの文字を書いて貼るとよいそうです。
神様、仏様の上には天が広がり何ものもいないことを示すことで、無礼にあたらないようにする意味があるといいます。
我が家でも10年ほど前から、何かの書で知ってそのようにしています。
なぜか「書初め」をしたくなった娘
12月30日から長女と次女が帰省して、大みそかは「紅白歌合戦」「ゆく年くる年」を見ながら年越ししました。
元旦にお寺と神社に初詣したあと、自宅に戻ってから書道が得意な長女が「書初めしようかな」と言い出したのです。
何を書こうかと思案していたところ、神棚と仏壇の上に貼っている半紙が古くなってきたので新しく書こうということに。
長女が「天」と「空」を書いて、背の高い次女がイスに乗って天井に貼ってくれました。
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勢いは止まらず「書初め」は続く
長女は「まだ書きたいな」と筆を持ったままやる気満々。
昨年は私も妻も病院のお世話になることが多かったこともあり「健康第一」を祈ってくれました。
特に私はお酒を止められているのでノンアルコールを略した「ノンアル」。
長女は好きな言葉「良い加減」(なにごともちょうど良い加減が一番という意味で)。
次女も書道を習っていたので自ら筆を持って「新年」に挑戦していました。
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いつもとひと味違った元旦
毎年元旦はテレビでお笑い番組を見たり、女性陣はコーヒーショップの福袋を買いに行くのがパターンです。
しかし今年はそういうわけで「書初め」が行なわれて、新鮮な気持ちになれました。
歳とともに体力が落ちて病気がちになっていくのは寂しいことです…。
でも娘たちが心配してくれて、その気持ちを「書初め」でさりげなく伝えてくれたことは嬉しかった。
これまでにない記憶に残る元旦となりました。
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ちなみに今日は1月2日。1日早い書道の書初めエピソードを「#note書き初め」として書かせていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
画像は『イラストAC「イラスト素材:笑顔の女の子 作者: ヨッシー」と「イラスト素材:男性-笑顔 作者: まるえこ」』より