東大UTFRと山口県野田学園中学の交流会
執筆:東京大学文科一類 ゆう
先日、UTFRメンバー3人で山口県の野田学園中学校の生徒さんと交流しました。UTFRからの参加はなんと6期の一年生のみ。先輩方がいらっしゃらない中でのツアーとなった今回。この記事ではその様子をご報告します。
生徒さんとご対面
朝8時50分。小雨が降る中、1限にギリギリ遅刻してしまうような時間に起床し、東大の本郷キャンパスに集合しました。ちなみに、筆者は集合時刻ぴったりに到着しました。道中を全速力でダッシュするのは日常茶飯事ですね。
先生と生徒さん8名と対面しました。選抜メンバーなのかな?希望者なのかな?と思っていたら、これでクラス全員なのだと聞いてびっくりしました。修学旅行の4日目だったそうです。とても仲が良さそうで、いいなぁと思いました。
座談会
まずは今回のイベントの目玉である座談会を行いました。司会はNuNo君。安定感が違いました。「進路選択の幅を広げよう」という目標のもと、大学生の中学時代の話や、中学生の今の中学校生活の悩みや将来について考えていることを話しました。
初めは私たち大学生主導で話していたのですが、次第に中学生も発言してくれるようになりました。中には、部活との両立を目指していたり、なかだるみに悩んでいたり、スマホの誘惑と戦っていたりとさまざまな話をあげてくれる人がいました。同級生の発言に対して質問したり、アドバイスをしてあげたりするような場面も見られるようになりました。積極的に参加してくれて、こちらとしても非常に嬉しかったです。先生からも「普段と違って(特に男子が)積極的に質問していて驚いた!本当にありがとうございました!」とお褒めのお言葉をいただきました。こちらこそ本当にありがとうございました!!
ツアー
座談会が盛り上がりすぎて、ツアーの時間が半分になってしまいました。安田講堂とオフィシャルショップを回るという最短コースを一緒に回りました。すっかり打ち解けてくれた中学生と話しながら歩きました。参考書についてだったりなぜか私のmbtiが当てられたり、と話題は多岐に渡りましたが、とても楽しかったです。
最後に
今回のツアーを通して、東大に対するイメージが和らいだり、今後の学習のモチベーションとなってくれたりしたら嬉しいなと思いました。また、1人で孤独に頑張るのではなく、今回の座談会のようにクラス全員で話したりアドバイスをし合ったりしながら、それぞれの道に向かって頑張ってほしいなと思います。
UTFRでは、中高生の教育支援を目的としたプロジェクトを多数開催しています。次のターゲットは、あなたの学校かもしれません…。
(追記)
山口県山口市名物「舌鼓」をいただきました。モチモチの求肥に包まれた上品な甘さの白餡が絶品でした。ありがとうございます。初めて食べましたが、誰かにお勧めしたくなる美味しさです。機会があれば、ご賞味あれ。