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人は一人の時と集団のときとでは性格が違う
(音楽を描く日々の記録)
今日はグループワークが2つ。
”3分割”って体験的にそれはなんだ
相変わらず、脱線しまくりの男の子グループ。今日は8分の6拍子を理解してもらうべく、A4の紙を手を使って切り、それを3分割する、という作業からはじめましたが。
どうやったら、3分割がうまくいくか、というのを教えようとしたら、断固拒否されて、何枚もつかって彼らの実験が続いたのでした。その楽しそうなことと、一生懸命さが面白く、結局、結論が出ないまま、今日は終わり。もちろん予定していた8分の6拍子の話は一つもできませんでした。
まあいいか、いつまでに教えなければいけない、というのはないから。
そもそも私が伝えたかったことは、8分音符3つで一つという立体的なカウントの体験なので、ここでの紙を何枚も使っての模索はきっと、生きてくるでしょうから。音楽理論は体験が大事、わかるっていうのも体験、そのあたりは「音楽リテラシー講座」でも大事にしてることです。
グループの中の個
もうひとくみ、はじめての未就学児さんクラス、4人。
個人レッスンのなかで、それぞれとても個性的な生徒なので、正直この子たち4人が集団になるのが恐ろしい(笑)とおもっていたのですが、想像してたよりはうんとやりやすかったので、ホッとしました。ここに安心感を持ってくてくれていたのは良いグループを作る土台となってるな、と思いました。
そして、どの子でもそうなのですが、1対1でコミュニケーションを取るときのイメージからすると、集団の中でのその子の動きは以外、と思うことも多いので、面白いです。
これ、きっと大人でもそうですね。自分だって。
だからある場面だけ切り取ってこの人ってこんな人って言ったら一面的になってしまうかも。
そして、そのこらしい同じ行動をやっていても、個人レッスンのときとグループの中でするのは役割的に違ってきてて、
また、私の運営上の「ありがたくなさ」も違うわけで。許容範囲とか。
私も私で、どんなに子どもの体験を(個性をじゃなくてね)大切にするとか言っても、自分の都合よく動いてほしい気持ちなんかも払拭出来なくて、自分も含めて、ほぼ人間観察で終わったレッスンでした。面白い。
集団でなければ伝えられないこともたくさんあるので、とにかくチャレンジ。
保護者の皆さんにも快く参加させて頂いてるのはほんとにありがたい。
来月も楽しみ。そして火曜日にももう人クラスできます。どうなるかなー。
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