オンラインサークルひと月経過報告
4月の最初にオンラインサークルをはじめて、ひと月が経ちました。
描いて育てる音楽「音楽プロセス体験」の会 、です。
今のところ、プランの選択は一つ、楽しくコースが立ち上がっています。
参加者が7人、多すぎもせず、少なすぎもせず、関わり方もそれぞれで良い感じでスタートを切ることができました。すべてが良いバランス。
サークルはutena drawing (音楽を描く)という方法を用いながら音楽のプロセスを感覚から育てていこう、というものです。
楽しくコースは ひと月単位で継続していきます。
オンラインサークルでこのひと月にやったこと
・utena drawing に関する動画の配信5回
・お題の 音声提供 2回(というか同じ曲の速度のちがうもの)
・zoomでの実践ワークショップ (40分)
理論を、難しくなく実践を取り入れながらお伝えしていくことを大切にしています。描かれた線が正解や結果主義にならないように、そのときその時の、それぞれの人の体験を尊重しながら、感じること、聴くこと、へのアプローチを試みました。
動画やzoomはだんだんに慣れてきました
運営自体は、まだ試行錯誤の部分もありますが、運転しながら、参加者さんの反応もみながら、だんだんに軌道がみえてきた感じです。
参加した方の感想
サークル記事をみながら自分でやってみたときの感想
みかさんのあげている動画にしたがってやっていくと、音楽のきこえかたやかんじかたが変わってきて、それがおもしろかった
感じる、というワークが楽しい。耳にも心地よいし、腕のあたりもここちよい。
ここまでは初心者さん
じぶんだけではなくて、同じ曲を誰かが一緒にやっているんだとおもうと楽しい。
リアルワークショップとちがうところとして、自宅でできるので、あせらないで、周りも気にしないでできるのがいい。
これは、今までリアルワークショップに参加されてきたかた。
コメントについて
コメントは楽しくコースでは基本的には、いいっぱなし。私も感想は書かないので、みなさんすきにやっておられる様子がいい感じでした。
画用紙をはみだしたり、ひたすら(感じることに集中するために自分なりの方法を見つけて)真っ直ぐな線を描いたり。
なので、楽しくコースではこれからもこのスタンスを大切にしていきたいと思いました。
ZOOMワークショップについて
参加はお二人。これはとてもよい感想を頂いたので、そのまま掲載させていただきます。
楽しかったです!これまで一人でやっていた時は、音楽とクレヨンの先に意識が集中していました。 今回のzoomでは最初にちぢむ・ふくらむ(アルシスとテーシス)の体験があったことで、書くのと呼吸を合わせるようになりました(一緒に参加して下さった方がzoom中に呼吸について述べられていましたが、同じでした)。アルシスとテーシスのところでは、ヨガの体験を思い出したので、呼吸を意識したのかもしれません。 右手と左手の演奏もそれぞれ描きましたが、同時にやっていても、描き手によって、線の雰囲気や強さ、かたちが違うことがわかったことも、興味深かったです。
楽しく、心地よい体験でした。 ありがとうございました! 1人でしている時とは体感が違いました。 初めてだったので、尚更だったのかもしれません。 ちぢむ・ふくらむをイメージする、描くと進めていくうちに、呼吸感やスピード感、重さ軽さなど、自分の中でバランスが取れるようになっていきました。 それが心地よかったです。 また、人によって描く線に個性があること、それが楽しいし、興味深いと感じました。 そして、ワークの後 パッヘルベルのサラバンドを弾いてみました。 身体の中に描いた時の体感が残っていて、自然に音楽の中にある呼吸を感じて演奏出来たように思います。 何度も繰り返して、ずっと弾いていたくなりました。 まだまだ奥深いご様子…これからまた楽しみです♪
私自身もとても良い体験をさせていただきました。
zoomでここまで伝わるんだ!ととても嬉しくなりました。
(いままでの試行錯誤と反省会が功を奏した、ということろです。
無駄と余白のちがいとか、いろいろ考えられたのは、今までの体験者さんとのやり取りの蓄積のおかげ。)
私の感想
案ずるより生むは易し、とはこのこと。
このひと月、ネットの向こう側に確かに誰かがいる安心感もあり、普段のワークショップとなんら変わらず、楽しく取り組むことができました。
ひと月、のリズム感をもってこれからも取り組めそうです。
私自身もやっとアウトプットできる場がネット上にできて嬉しく感じています。
これからの予定
「楽しくコース」をこんな感じでやっていくとしたら、どうしてもそれ以上に突っ込んで行きにくくなります。参加者さんも尋ねてみたいこととか、こんな曲やってみたい、とか自分のアウトプットの模索を個人ワークで確かめて確実に実感につなげたい、という欲求も湧いてきたときの受け皿が必要になってきます。
また、音楽教室で活用したりするには、楽しく、だけではなく、理論の消化も必要だし、反対側に立って、俯瞰できるだけの経験も必要になってきます。
また、サークルだけだとどうしてもタイムラインで流れていってしまっていくので、蓄積していく場所が必要。
そうした場として、「深めるコース」も急ぎ、作っていこうと思っています。
それから、研究コースの新しいかたち、「秋津亭」。これ楽しみ。それぞれが研究室を持っていただく。今準備中でいい感じにできています。とはい、参加するひといるかなー。笑
ただ、コミュニケーションツールを使うために、予定した額よりも高くしざるを得ません。でも、絶対、これがいい!きっとご納得いただけると思います。
そして、それぞれの学びのテンポを大事にしながら、その金額に見合うようなよい場つくりを考えています。
サークル「楽しくコース」は600円据え置き価格。
これだけずっと続けるのも、あり。
損しない内容になっているとおもいますし、毎月メニューも変わります。
お題の曲も楽しみにしててくださいね。