2024年ちょっとがんばったと思うこと①~季語手帖を使って毎日俳句づくりしたこと~
今年も残すところ数日となりました。お休みに入っても、大掃除、お正月の準備、帰省ラッシュ。のんびりというわけにはいかないかもしれませんね。すでに、自宅にいない方もいらっしゃるでしょうか。
忙しいかもしれませんが、2025年を迎えるにあたって、2024年をふりかえる時間があっても良いかもしれませんね。
私が今年、がんばったかなと思うことは、『夏井いつきの365日季語手帖2024年度版』を使って、毎日、俳句1句をつくるようになったことです。
俳句をつくる上で、歳時記は欠かせませんが、毎日、提示された季語を歳時記で引きます。歳時記には、主季語・傍題・意味がのっていますが、例句も一緒にのっています。
俳句の観賞は俳句をつくる上で勉強になるので、毎日、数句から十数句は目を通すことになるでしょうか。気に入った俳句には印もつけています。これだけでも、ちょっとした筋トレになるようです。
季語の中には、なじみのない季語もあるため、想像で補うしかなかないこともあります。それでも、自分なりに向き合うようにしてきました。
毎日、違う季語と向き合うのは、けっこう大変でした。句作に時間をかけられませんので、十分ほどで終わらせることもあります。
句作を終えた後、次の日の季語を調べ、歳時記を読んで軽く準備をするようにしていました。
まだ今年は残っていますが、今までの調子で、残りの季語とも向き合い今年の季語手帖を終わらせられるでしょう。
1年を通して、常に手元に置き、開くようにしてきた季語手帖。去年よりもずっと俳句が身近になった気がします。
365日、毎日、続ければ365句ですが、今週の季語を使って1句!という1週間のおわりに俳句をつくるコーナーがあります。
月末には、今月、一番気に入った季語を使ってもう一句!というコーナーがあります。
毎日1句に加えて、週に1句、月に1句と続けてきたので、365句に加えて50句以上はつくったことになるでしょうか(最初の1週間は毎日ではありませんでした)。自分がこれだけ、俳句をつくれると思っていなかったので、よくがんばったな~とじんわりあったかい気持ちです。
来年も、俳句を続けていきます。