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#8 葉脈地図を読む
葉脈のように広がる線は、切り絵した地図。
ゆったり葉脈地図を眺める小部屋です!
ヨーロッパ
・華の都
・ラデュレで朝食
・シテ島を歩く
48.8559,2.3418
1/50000
Map data©︎OpenStreetMap Contributors.
![](https://assets.st-note.com/img/1640045238708-tTb8SxW2fo.jpg?width=1200)
制作:2018年 作品サイズ:7.5cm ×7.5cm
*この作品は、2018年10月フランス・パリにて開催アートフェア「Salon Art Shopping」 (ルーブル美術館地下 Carrousel du Louvre)に出展したものです。
葉脈地図 Q&A
特徴は?
環状道路に囲まれています。
セーヌ川、凱旋門が見えます。
タイトルは?
シャトレ駅
Châtelet
どうしてこのタイトル?
何度も切り直しをした地図の切り絵です。
出発はシャトレ駅、切り始める場所は
その地図の中で特に、気に入った形・線です。
どの地図も切り始めには、元となる地図から
完成する切り絵を思い描きます。
どこを切って、どこを残して、という
イメージに沿って「きりえ」をしますが
パリの地図を実際に切り終えてみると、
思っていたより道路や川のラインが
分かりづらくなってしまいました。
そのため、ペリフェックの内と外、
西東でメリハリをつけるように切り直し
この問題を解決しています。
地図として「正確に・表す」あり方で言えば、
一定原則(道は残す、海・川は切り抜くなど)に
基づくものでなければ、成り立ちません。
その点で、私の制作する地図の切り絵は、
切りたいところを抜き、白地で繋ぎたいところを繋ぐ
"地図"本来の機能とは異なる"絵"と言えます。
切り取りたい地図の美しさ、エピソードを踏まえ
イメージする「きりえ」特有の線が、面白さです。
三角形、四角形、曲線が集まる模様のようで、
知っている場所だと、地図だと気づく、
向き合いたくなる1枚を作っていきます。
どこでしょう?
フランス パリ シャトレ駅
75001 Paris
▼OpenSeaにてNFT展開しています。
Collection KIRIE maps
3D 切り絵の地図です。
VR機器なしでも、見学可能です👀
Gallery at
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