【ドキュメンタリー小説】シェア本棚の老板~5(オープン前日)
とうとうオープン前日です。
今日は予行演習。
仕込みに4時間かかることが正式判明。
11時にオープンしようと思ってたから、
7時に店に来ないとね。
ひゃー!!
店用にホームページ、ツイッター、インスタグラムがあって、
昨日と今日、
「ネット見たよ」の合言葉で来てくれたら、
試作品だけど、全部無料にしますよ!
って告知してたんだ。
結果、ゼロ。
そりゃそうだよね。
ホームページは10人くらいしか見てないし、
ツイッターもインスタグラムもフォロワー数は一桁だもんね。
でもね、いいことあったよ。
お客さんが2人来てくれたよ。
1人はマダムなお方。
本棚に興味があって、店が開いてたから入って来たって。
そして若い男性。20代だな。
最近引っ越して来た社会人とのこと。
かき氷と中華豚ナンと中華カレーナンを食べてもらった。
美味しいって言ってくれて、
それはサービスしたからかもしれないけど、
嬉しかったよ。
そしたら、
「今度、5000円くらい使いに来ます!」
なんて言ってくれた。
でもね、この店で5000円は食べられないよ。(笑)
だってかき氷もコーヒーも100円だからね。
だけど嬉しいよ。
また立ち寄ってくれよな。
ということで、
オープンは明日だ!
なんだけど、、、、
実は昨日、お世話になった叔母さんが
お亡くなりなってしまい、
明日午後6時からお通夜なんです。
店から1時間かかる。
明日は14時から営業としいているので、
実質2時間くらいしか営業できないかも。
仕方がないけれど。
その叔母さんは、
みりん煎餅にたこ焼きを挟む”たこせん”を
発明した叔母さんなんだよね。
ご冥福をお祈りいたします。
もしよろしければ、このドキュメンタリー、
今後もお付き合いください。
(つづく)
ありがとうございます♪嬉しいです♪