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Dream Diary XX

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むかし付けていた夢日記を元に、テキトーにでっち上げ加工をしたもの。
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#海

マラソンコースの下見の夢《Dream Diary 01》

xxxx年4月24日(x)  私は自宅のある町から山を二つ三つ越えた隣りの町に来ていた。今から家路に就くところだ。帰り道は近々参加するマラソンのコースと同じなので、下見にちょうど良いと思いながら、両側に家の続く海岸沿いの道を歩いて行く。海上遠くで小さな島や岩礁が、ハクセキレイのような鳴き声を上げて泳ぎ回っている。誰かが私と一緒に歩いているが、それが誰なのかは分からない。男性なのか女性なのかも、顔がぼやけていてはっきりしない。前方左手に熟成醤油ラーメンの看板が見えてきた。あれ

Nさんとホームの本の夢《Dream Diary 37》

xxxx年/06/06(x)    これから旅行に出るため、私は仕事上の師であるNさんと一緒に駅のホームにいた。見るとホームの床に本が落ちている。Nさんに促されて私はその本を拾い上げた。『環インド太平洋かき氷見聞録』というタイトルだった。ページを捲ってみると、アメーバやウイルスや、ミトコンドリアなどのカラフルな顕微鏡写真が載っていた。変だなと思ってタイトルを見直すと、『3C273準星系微生物学』となっていた。再びページを捲ってみると、「ヨイショする営業マンは隣りの畑の里イモ

老婆に会いに行った夢《Dream Diary 12》

xxxx年05月04日(x)  遙かな下方の海を見降ろしながら、私は車のハンドルを握り、島の山を登って行く道路を走っていた。青空と山の斜面の段々畑と、海の眺めが素晴らしかった。これから私は或る老女を訪ねて行くのだが、帰りには車から降りて、この景色をゆっくり楽しもうと思った。やがて目的地の家に着き、玄関から入ると、奥の床の間に一人の老婆が正座しているのが見えた。私は彼女の話を聞くためにここに来たのだ。老婆の皺くちゃの顔は、私と会って喜んでいるようにも、或いは仏頂面をしているよ