今日を生き延びるために
沈んだ太陽。
昇る心。
願うものはヒトそれぞれ。
今日はとても心が騒がしい一日だった。
何度も心は沈み、もがくほど深く落ちていく。
目の前が真っ暗になってくれたほうが楽になれそうな気がするほどまいっていた。
だからこそ動かなきゃと奮い立たせた。
これは荒療治だと分かりながらも。
昔、友人が好きだと言っていた夕日を見に行った。
何年前かは定かじゃない。
ふと思い出し行ってみたくなったのだ。
素晴らしく綺麗だった。
カメラさえあれば誰でも綺麗に撮影できるほど綺麗だった。
1つ気づいた。
僕の代わりはいくらでもいる。
本当に綺麗だった。
もう二度と出会うことない瞬間を記録する。
そうこれは記録なのだ。
別に大きな意味はない。
大きな意味があるわけではない。
ただの自己満の記録だ。
それの何が悪いというのだろう?
「ヒトの為にならなければいけない。自己満はダメだ。」
今の僕にとっては一種の呪いの言葉に聞こえてくる。
自己満の何が悪いのか教えてくれ。
少し疲れたな。
ここで提案なんだが切り離す必要があると思うんだ。
別に悪いのは体じゃない。
心でもない。
病気だ。
僕は病気だ。
だから病気が悪いのだ。
僕は何も悪くない。
だからそんな自分を傷つけなくても大丈夫だ。
病気も傷つけようとしているわけじゃない。
気づかせようとしているだけなんだ。
だから自分から切り離して、
「何か教えようとしてくれているんだろ?世話焼きな子だな('ω')」
ぐらいに捉えよう。
明日もきっと大丈夫だ。そもそも明日の保証なんてない。
なんて簡単でシンプルなんだ。
よし、なんとか今日も生き延びたぞ。
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あなたのおかげで今日も生きてます。ありがとう。