【21】脳だけ使うと危険な理由・良い依存と悪い依存
今回は2つのテーマをまとめてお届けしております。
一つは、脳と身体の関係性について。
ここでいう「身体を動かす」というのは「運動をする」ってことでは無いように思います。「旅行に行く」というのも入ってくる。「散歩」でもいいかもしれないけど。もしかしたら、ご飯を食べるだけでもいいかもしれない。僕は「自分の意識を”自分の感情”以外の部分に持っていく」みたいな事だと解釈しています。(これ文章では意味がわかんないかもしれませんね。すいません。)
「身体で何か感じている」状態の時には、既に「身体を動かす」が成立しているんだと思います。そして、その状態にするためには、テレビ画面、スマホやPCの「脳」で処理してしまう世界ではなく、外にでるとか、旅行に行くとか、飯を食べるとかの「身体」を使って処理をする世界に身を置くのが一番手っ取り早いとでもいいましょうか。(言語化難しい!)
だから、ご飯を食べるときにテレビを見ていると、脳に意識が働いてしまって身体が動いていないのではないか。舌で味を感じ、喉を通るのを感じ、食道、胃と感じているとき、身体に意識が集中しているのではないか。みたいな。
そう言った時間を現代の社会において、忘れさせられてしまうのでは無いか。という話です。(もう思想がヤバイですねww)
もう一つは、依存について。
日本ではどうしても、「一途であることが美しい」というような価値観が強いのですが、心の支えを一つにしてしまうと、その一つが崩れてしまった時に立て直しに時間がかかるって話です。
自分の軸、それは仕事であったり趣味であったりだと思うのですが、そういったものを複数持つ事によって一つの軸がなくなっても、大きなダメージを負うことを回避しやすい。例えば、芸人さんが「キャンプ」で売れるみたいな事だと思います。芸人という柱を持ちつつ、キャンプという柱もしっかり立てるような。
複数の依存先を持つことによって、他者に振り回されにくく、自分を保ちやすくなるんじゃないか。一途であることは美しいが、儚く脆い。だからこそ、コンテンツとしてはとても魅力的になるんですが、実生活にもちこんでしまうと荒波の中を生きなければならなくなる。
そんな話をしています。