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碓氷早矢手 ∣ おもしろくてためになる本の話
2022年7月12日 08:58
たしかなことのひとつめは、この本を読み解く文学的教養が、自分には不足していること。それなのに、おもしろく読ませてしまう不思議。たしかなことのふたつめは、貴志祐介著『新世界より』を読み返そうと思ったこと。
2022年7月7日 12:44
よきイメージで語られる北欧を、章ごとに国別に、英国人が語った一冊。北欧諸国にも、当然、様々な課題も欠点もあるのは、世界の国々と変わりない。雨が多くて、退屈で平坦で、税金の高い国々。そうした場所がなぜ、「幸福」と語られるのか。著者の主張は、「あとがき」にまとまっている。「最高の幸福度と、教育において最高レベルの機会均等を実現しているということは、偶然でもなんでもない。持続可能な本物の